8月新しい試み―学年担任制

8月の新しい試み-学年担任制

 Friends☆Star教室は8月から運営が少し変わりました。子ども達の変化をスタッフが継続的に見ることができるようにすること、スタッフそれぞれの持ち味を生かして子ども達との関係を結ぶことを目的として、スタッフが学年担任制になりました。現在のところ、小学生担当2名、中1担当2名、中2担当2名、中3担当1名が主力スタッフとして固定となりました。
学年担任は、教室開催時間の中での子ども達への学習支援以外にも、事前連絡が必要な子どもへの連絡、なかなか教室に足が向かない子どもへの家庭訪問などを工夫していくことになっています。
 まず、試みられたのは、教室スタッフとの関係を保つための「教室からの宿題ノート」です。当初、子ども達の多くは持ってこないだろうと予想されていましたが、宿題をやっていない場合はあるものの、多くの子ども達はそのノートを持って教室にやってきています。この宿題ノートの使い方は、それぞれの担任と子ども達の関係で工夫されていくことと思います。また、小学生は学習への集中がなかなか継続できないのですが、担任スタッフたちからは、継続できない学習を無理に向かせるよりも、後半はゲームを行い、そこで起きる様々な揉め事をうまく解決していく力を養ってもいいのではないかというアイデアが出されて、少しずつ実施されています。
 学習という場は、学習だけでなく、学習以外のことを知らず知らずのうちに多く学んでしまう場でもあります。そのような部分をも意識した学習の場を作り出すことが、学年担任のもとではできる可能性があるのではないかと感じられ、今後が期待されるところです。