学校文化における排除と包摂

Ed.ベンだよりNo.32が発行されました。

 今回のタイトルは「学校文化における排除と包摂」です。
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 今回は、去る6月5日に開催された「特別支援教育のための学習会」に講師としてお招きした、東京大学大学院教育学研究科特任助教の二羽泰子(ふたばやすこ)先生のご講演から、今日の学校教育における課題として考えるべきと思われる課題を取り上げています。
 この日本社会はこれからますます多様性が拡大していくと思います。性別、年齢、障がいの有無、国籍、民族など、人それぞれに異なる部分をお互いに認め合いながら、助け合いながら、支え合っていくことが求められると思います。その一方で、そうした違いを逆手にとって、殊更にその違いを強調し、不安と対立を煽り、人々を分け隔てることで、利を得ようとする動きもますます活発になっています。
 私たちはこれからどのような社会に生きていくことになるのでしょうか。どうすれば、私たちは平和な社会を築いていくことができるのでしょうか。当事者の立場から特別支援教育にかかる学校教育の課題を、鋭く指摘してくださった二羽先生の問題提起は、とてもとても貴重なものだと思います。
 ぜひ今回のEd.ベン便りをお読みいただきたいと思います。

 また、この夏から秋にかけて、Ed.ベンチャーが開催する学習会の案内も掲載されています。
 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。