No.36 咳と少女の命

Ed.ベンだよりNo.36が発行されました。

 今回のタイトルは「咳と少女の命」です。
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 世界中が新型コロナ・ウイルスで大変なことになっています。
 ウィキペディアで調べると、ウイルスとは細胞を持たず自己増殖もしないため、「生物」とはみなされないのだとか。それは「生物学的存在」とも呼ばれ、大きさはナノメートル(10億分の1ミリ!!!)単位ということですから、まさに目に見えない「つぶつぶ」に振り回されているということになります。
 「すっかり自然を支配したと思い込んでいた人類が、自然から大きなしっぺ返しを受けている」そんなことを呟いている微生物の専門家もおりました。あるいは未開の森林を開拓し、交通手段の発達によってごく短時間に世界の隅々まで移動できるようになったグローバル化の必然的な帰結だという指摘を目にしたこともあります。
 いずれにしても、ウイルスのような輩には感情や迷信ではなく、科学的知識と理性をもって、冷静に対処するのが一番だと思います。「戦争だ」と言葉を荒げる人もおりますが、戦争ではありません。非常時ではありますが、戦時ではありません。不安や恐怖をあおる言葉や情報に踊らされるのではなく、事実を客観的に把握して、冷静に落ち着いてやり過ごすことが大事と思います。
 今回のEd.ベンだよりでは、一連のコロナ騒ぎに乗じて生じていると思われる「自粛」ムード、そして、その陰に隠れてより深刻な社会問題が進行しつつあることを取り上げています。ぜひお読みください。

 また、Ed.ベンチャーでは今年度も数多くの学習会を予定しております。コロナのために一時はその開催が危ぶまれましたが、Zoomなどの新しい方法を用いて、オンラインでの学習会を開催する方向に舵を切りました。4月から6月までの学習会に関する情報も掲載しております。ご覧ください。
 「コンピュータとか、インターネットはちょっと・・・」と最初はためらわれるかもしれませんが、意外や意外、普段の学習会よりも参加者同士が近く感じられたりもするのです。ぜひ積極的にご参加いただければと思います。
 なお、オンライン学習会に参加するためにはセキュリティ上、こちらからご案内するIDナンバーとパスワードが必要となりますので、参加希望の方は必ずメールにて担当者までご連絡ください。