9月の理論学習会の報告-「中学生のメディア利用と学校生活」

9月3日、帝京大学の大多和直樹氏を講師にお迎えして「中学生のメディア利用と学校生活」というテーマで学習会を開きました。子どもたちが、どのようにメディアを活用しているのか、そして、どのような影響を受けているのかについて、調査研究の報告をしていただきました。調査結果からは子どもとメディアの関係はおおむね良し、とのことでしたが、数パーセントの子どもがトラブルや悩みを抱えている事について、学校がどういった手立てをとっていけるかが議論となりました。また、昨今の学校が携帯電話やインターネットに関わる事件を受け止めきれていない現状や、大津のいじめ問題も話題に挙がり、ネット拡大に伴い、当事者性が持てない中で当事者性をどうもたせるか、学校側がどこまで踏みとどまれるかが課題となりました。