11月26日に、武内敏子先生による算数の授業の研究会が行われました。算数の教科書の問題点・算数を苦手とする子ども(特に外国籍児童生徒)への対応などについて、活発な意見交換が行われました。また、参加者から次のような感想がよせられました。
■参加者の小学生たちが一時間半に渡る授業を聞いているのにびっくりしました。授業や反省会に参加し,外国籍の子供は問題文を読み取る力に限界があると改めて感じ,言葉からイメージすることは学習面においてとても大事だと思いました。子供たちに関わるものとして,これからの課題の一つとしてあると思います。(大学生・すたんどばいみー運営委員)
■今回の授業研究会でとても印象的だったのは、「きちっと整理して教えていけば、どの子でもわかるはず!」と言う信念を持つことであり、武内先生は、その信念が強い先生である方だったということです。先生のこの信念が拾われてこなかった子どもを救える、もう一つの方法だと感じました。次の理論研究会での武内先生のお話も、さらに楽しみになりました。また、授業実践で武内先生の授業に参加し感じたことは、先生がかれらを前にして動揺がなく、なお、とても落ち着いて授業を行っていたという事でした。また授業内容も、かれらの不得意を把握した項目を用いたものであったし、かれらに対して、とても粘り強く授業を実施していたと思いました。(大学生・すたんどばいみー運営委員)
実際の授業内容は・・・
<1回目>11/17(土)
文章題の式をたてる時に便利な図を使って問題を解いていく学習
<2回目>11/24(土)
三角形・四角形の面積
2007年12月03日
授業研究会
11月の授業研究会の報告−算数