理論学習会

教育現場の状況を討論の中で分析する

 昨年度は「捨てられない学校に変わっていくために」をテーマに、参加者との議論を通して、学校が置かれている状況や学校が抱える課題を整理しました。子どもや保護者から期待されなくなった学校を改善するためには、子どもを取りまく課題を捉え、教師自身が試行錯誤しながら、自ら変化し続けていくことが必要だと考えます。

 2024年度テーマ:「学校だからこそできること」は何か。

①競争を前提とした戦後の学力観を問い直します。違いを比べて優劣をつけるのではなく、一人ひとりの子どもがもつ個性を尊重して、人との関わりの中で学び合いをするには、どのような方法があるのでしょうか。今後の学校の在り方を模索します。

②世界で戦争が絶えない今、子どもたちに戦禍を想像させたり、平和を追求したりすることなど、戦争のない未来を創っていくために、何を伝え、何を一緒に考えていくべきでしょうか。教育活動の中でできることを考えます。

 参加者と議論することを通して、学校が置かれている状況や課題を整理するとともに、今後の学校の在り方を探っていきたいと考えています。

<学習会開催予定>全5回(4月、6月、8月、10月、12月)

4月27日(土)13:30~15:30「戦後の学力観における学校現場の限界」

6月15日(土)13:30~15:30「子どもが戦争と平和への理解を深めるためには」

8月24日(土)13:30~15:30「人との関わりの中で学び合う学校から学ぶ①」

10月26日(土)13:30~15:30「人との関わりの中で学び合う学校から学ぶ②」

12月14日(土)13:30~15:30「学校が生まれ変わるために、新たな学びの形を考える」

場所:大和市シリウス、オンライン(Zoom)同時開催
対象:教員、学生、一般市民