捨てられない学校に変わっていくために
過去2年間を通して、「捨てられない学校に変わっていくために『学校だからこそできること』を探して」をテーマに参加者と協議を行いました。学校現場の現状は、不登校の増加など様々な問題を抱えており、子どもたちが求めている学校ではない状態が続いています。
そのため、今年度の学習会は、昨年度に引き続き「捨てられない学校に変わっていくために」をテーマとしながら、『子どもたちにとって意味のある学校になるために』学校だからこそできることは何かを考えるべく、以下の内容について学習会を行っていきます。
① 子どもたちが将来生きていく社会を教育の立場から考える。
これからの社会は「Society 5.0」と言われ、一層、子どもたちは予測困難な時代を生きていかなければならないとされています。子どもたちがこれから生きていく社会は具体的にどうなっていくと予想されるのか。また、現在の国内や世界情勢は今後どのように変化し、学校教育に与える影響は何かについて整理し、子どもたちに私たちは何を伝えていくべきなのかを学習会を通して検討していきます。
② 今の学校は子どもたちにどんな力を身につけていくべきか。
前掲を踏まえ、学校としてどんな力を子どもたちに身につけさせるべきか、参加者との討論を通じて考えていきます。また、学校では多くの問題を抱えているが、今を生きる子どもたちが求めている学校になっていないのはなぜかを多面的・多角的に検討し、学校としてどのように変化していくべきか整理したいと思います。
<学習会開催予定>全5回(5月、6月、8月、10月、12月)
5月17日(土)13:45~15:45「世界情勢と現代社会についての分析」
6月14日(土)13:45~15:45「日本の学校教育の現状を分析する」
8月30日(土)13:45~15:45「現代社会の分析を基に、今、子どもたちに伝えたいことはなにか」
10月25日(土)13:45~15:45「今後の教育を展望していくために教員集団はどうあるべきか」
12月13日(土)13:45~15:45「学校教育の今後の展望を考える」
場所:大和市シリウス、オンライン(Zoom)同時開催
対象:教員、学生、一般市民