教育講演会

毎年2月、市民向けに教育講演会を開催しています。

 今年度から「教育講演会」を単独の事業とし、会員有志が関心を持つテーマについて話し合いながら、学び合いながら教育講演会を企画していくこととなりました。検討会を企画し、参加者を募り、社会状況の動きを注視しながら、今私たちが考えていかなければならない課題について、議論を重ね考えを深めていく場としたいと思います。

 2023年度教育講演会は、2022年度に引き続いて「女性の生きづらさ」をテーマに扱いました。それは2023年度の教育講演会を企画検討する中で、引き続き「女性の生きづらさ」について、より身近なものとして考えていきたいとなったからです。有志により「女性の生きづらさを語る場」を計7回開催し、そこでそれぞれの経験を振り返り、言葉にし、語りあいました。これはとても有意義なプロセスでした。

 その結果、2月25日に開催された2023年度の教育講演会は、「女性の生きづらさ」について「家族」「自立」「学校」「男性の加害性」をディスカッションの柱として、5名のパネラーにそれぞれ語ってもらう形になりました。さらに、講師の本田由紀先生も交えて、「女性の生きづらさ」の実態についてさらに議論を深めていきました。

2月25日(土) 「逃れられない問題としての『女性の生きづらさ』」

 講師:本田 由紀 氏(東京大学大学院教育学研究科 教授)


2024年の企画は、夏ごろから検討していきます。ご希望の講演者の情報があればお寄せください。