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(1)Ed.ベンチャーは、成熟社会を目指し、競争的でない、多様性を認め、持続可能な社会を構築する視点から、教育や私たちの活動を見直します。 (2)1の視点での実践や研究、支援を積極的に行います。 (3)外国にルーツを持つ子どもたち、障がいを持つ子どもたち、貧困におかれた子どもたちへの教育支援を行います。
  • 6/27事例研究会開催(Zoom) 外国人の子ども理解の学習会では、6月27日(月)に事例研究会を開催いたします。  外国人の子ども理解の学習会では、6月の事例研究会を下記のとおり開催することとなりました。みなさまのご参加をお待ちしております。 日時:6月27日(月)19:00~21:00(Zoomによるオンライン開催) 事例:「母国での学習が十分に定着しないまま来日した児童生徒」 事例提供者:篠原弘美(事例研究会担当)   母国での学習が十分に定着しないまま来日した児童生徒へ、どのようなサポートができるのか。国際教室と在籍級でのサポートについて討議を通して考えていきたいと思います。  参加を希望される方は、篠原(h-sunflower@jcom.home.ne.jp)までお申し込みください。  資料、ZoomのID、パスコードを後日お知らせいたします。  尚、お知り合いの先生で、外国人の子どもの支援に関心を持たれている方がいらっしゃいましたら、事例研究会の開催についてご紹介いただけますようお願いいたします。

    学校支援活動

  • 10-11月 ワクチン接種  エステレージャ教室では、教室に通ってくる子どもたちだけではなく、保護者の方々ともつながりが持てるようにしています。最近B君はあまり教室に来ないのですが、部活で活躍している様子ですし、友人との付き合いもあるようなので、あまり心配はしていません。ただ、定期試験が近いような場合は勉強するようにと声をかけています。  ある日スタッフの一人がB君のお母さんに用事があってお宅を訪問した際のことです。お母さんはB君宛に郵送されてきていたコロナの接種券をスタッフに見せ、「どうしたらいいのか」尋ねてきたというのです。聞けば、B君の学校の友達はみんなワクチン接種を済ませたということでした。おそらくB君にも早く予防接種をしたいとお母さんは考えているようです。  そこで、市のインターネット予約サイトで調べてみると、その日の段階では11月と12月には空きが全くなく、予約ができず、困ってしまいました。しかしながら幸いにも数日後には予約にキャンセルが出て、B君は無事に接種を済ませることができたということでした。さらに目立った副反応もなかった様子で体調も良かったので、接種後学校に行ったということでした。やはり日本語だけの文書では情報へのアクセスができない外国人が大勢いるのだということを実感させられる出来事でした。  温暖化の影響なのか、気候の変動も大きく、地震や台風など甚大な被害をもたらす自然災害も増えています。オミクロン株による第6波も懸念され三回目の接種の実施が取り沙汰されるなか、外国人への支援のあり方をよく見直す必要があると感じました。(FK)

    外国人支援・こども支援活動

  • No.50ウクライナ問題を考える Ed.ベンだよりNo.50が発行されました。 今回のEd.ベンだよりのタイトルは「ウクライナ問題を考える」です。 ロシアによる突然のウクライナ侵攻から、はや3か月が経ってしまいました。報道を見る限り、その激しさは増しこそすれ、一向に収まる気配がないようです。今回のEd.ベンだよりは、会員のTさんからお寄せいただいたご意見をもとに、この問題を考える視点の整理を試みています。ぜひお読みください。 Ed.ベンだよりNo.50ダウンロード また、8月までに開催されるEd.ベンチャーの各種学習会・研究会の日程も掲載されております。こちらもご確認のうえ、みなさまのご参加をお待ちしております。

    Ed.ベンだよりPDF

  • 外国人の子ども理解の学習会では、6月27日(月)に事例研究会を開催いたします。  外国人の子ども理解の学習会では、6月の事例研究会を下記のとおり開催することとなりました。みなさまのご参加をお待ちしております。 日時:6月27日(月)19:00~21:00(Zoomによるオンライン開催) 事例:「母国での学習が十分に定着しないまま来日した児童生徒」 事例提供者:篠原弘美(事例研究会担当)   母国での学習が十分に定着しないまま来日した児童生徒へ、どのようなサポートができるのか。国際教室と在籍級でのサポートについて討議を通して考えていきたいと思います。  参加を希望される方は、篠原(h-sunflower@jcom.home.ne.jp)までお申し込みください。  資料、ZoomのID、パスコードを後日お知らせいたします。  尚、お知り合いの先生で、外国人の子どもの支援に関心を持たれている方がいらっしゃいましたら、事例研究会の開催についてご紹介いただけますようお願いいたします。

    2022年06月17日 外国人の子ども理解の学習会 6/27事例研究会開催(Zoom)

  • テーマ 「教室の親和性と競争原理が意味するもの」 日 時 :6月29日(水)19:00~21:00 場 所 :大和市文化創造拠点シリウス 610号室 ☆参加希望の方は所属・お名前・参加方法(会場かオンライン)を こちら(Eメール)までご連絡ください。 → rironngakusyuukai@gmail.com ※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、オンラインのみでの開催となる場合があります。 コロナ禍を契機として、教育の格差はますます広がり、子どもたち・保護者、そして教員自身も競争や序列化が進む状況の下におかれています。学校現場にいる私たちは、何を考え、何を目指していくことが必要なのでしょうか。 第2回理論学習会では、「親和性」をテーマに、教室(学校)の中ではどのような個 人・集団の育成を目指しているのか、現実の裏に潜んでいる「事実」を整理しながら、 参加者の皆さんで議論をしたいと思います。皆さん、ぜひご参加ください。 ※今回、参加者の皆さんに事前アンケートの回答をお願いしています。ご協力をお願いいたします。 チラシもご覧ください。6月理論学習会チラシ 理論学習会今後の予定 第3回: 8月27日(土)13:00~15:00 第4回:10月26日(木)19:00~21:00 第5回:12月17日(土)13:00~15:00

    2022年06月15日 理論学習会 6月29日学習会のお知らせ

  •  今年度のEd.ベンチャーにおける各種の活動は、「女性の生きづらさを考える」という共通活動テーマを含みながら展開されます。そこで、各活動における「女性」をテーマとした学習会・研究会の日程を一覧としてまとめたチラシを作成しました。みなさんの興味・関心に応じてぜひお役立てください。(ダウンロード・プリントアウトしていただければ幸いです。二次元バーコードからも読み込めます。) 「女性」をとしたとした学習会一覧ダウンロード  

    2022年06月03日 お知らせ 「女性」テーマの学習会一覧

  •  事例研究会は、外国にルーツを持つ子どもたちの具体的な事例を通して、彼らの背景にある事情や問題を読み解く力をつけていくというねらいで開催しています。 日時:2022年5月24日 事例提供:「保護者との連携が難しい子ども」 大和市内中学校教諭 草野 はるか先生 参加者:6名  今回は草野先生から、小学校で学習面が心配されていたY君の事例が紹介されました。Y君はスポーツが得意で体育委員に立候補し、運動会では中心となって活躍をし、友達も多く、楽しく学校生活を送っているが、心配な面もある。家事都合で欠席や遅刻をすることがあり、ヤングケアラー的な要素があるのではないかという心配をしている。ゴールデンウィーク明けに欠席をし、ゴールデンウィーク中に友達の家に外泊を繰り返していたということが分かった。その指導の中でY君から「家のことを姉や自分に全部任せてくるから親がいやなんだ。」という言葉が出てきていて、生活面での心配がある。また学習面も心配で、授業ではやる気が感じられず、学習内容の理解も不十分であるといったY君の様子が報告されました。  協議では、Y君は勉強が分からないということをわかっている学校はどのような手立てをしているのかということから、学校の支援体制そして国際教室の支援体制について話題が広がりました。アドバイザーの先生からは、国際教室のありようは、自治体や学校によって異なっていて、学校文化の違いによるところが大きく、一般論では語られないというお話がありました。さらに、Y君の親への不満についても話題になり、Y君が親への不満として話すことは学校への不満ということもあるかもしれない、保護者と連携が取りづらいのは、外国人の保護者自身が日本の学校で不適応を経験している可能性があるのではないかという見方も紹介されました。さらに、今後Y君が学校に来なくなることがあったとき、「さぼっている」という見方を学校がしないだろうか、生徒が学校に来てから支援が始まるという姿勢がないだろうかという心配も出されました。そして、アドバイザーの先生からは、違いを生かすのではなくコントロールして、統制して違いをなくすことが学校文化となっているが、違いを尊重する学校文化を作り上げていかなければならないとアドバイスをいただきました。  今回の研究会では、国際教室のあり方や学校文化について改めて考える機会となりました。そして、親世代の不適応が子世代の不適応へと負の連鎖をしていくことに気づくことができ、その連鎖を断ち切る役目を学校が担っているということを痛感しました。

    2022年06月03日 外国人の子ども理解の学習会 【報告】5月事例研究会

  • 日時:2022年5月11日(水) 19:00~21:00(Zoomによる) 参加者:8名 内容:「不登校の子ども理解~子ども自身とその母親の葛藤とその実情を知る~」 講師:米澤美法氏(自由創造ラボたんぼぼ 代表理事)  今回は、「不登校」をテーマにした学習会を行いました。  講師である米澤先生から、不登校の子どもやその保護者と接する中でみえた、本人たち自身が感じている思い・実情についてお話しいただきました。  不登校とは、心身の疲れからくる生理的な現象であり、子どもにとってはゆっくり休むことが何よりも大切であること。そのためにも子どものありのままを受け止め、認めることの重要性を改めて学ぶことができました。  不登校経験者からの声で最も印象に残ったのは、「あらゆる登校刺激をやめてほしい」というものです。学校がありのままの子どもたちを受け止めることのできない場になっているとしたら、再び登校させることなど不可能であると痛感しました。学校に通うことを第1優先にするのではなく、今日の学校や教育制度の在り方を見直し変えていくことでしか、不登校の子どもたちを本当に救うことなどできないのではないかと、不登校の問題に対する視野をおおきく広げることができました。  また、家庭では母親だけが不登校の子どもについて心を悩ます状況が多いようです。無理に学校に行かせようとしたり、過度に干渉してしまう。また、夫や祖父母からのプレッシャーに自分自身を責めてしまうケースがよく見られるようです。  子どもが不登校である現状を受け止めるのは母親の方が早いものの、父親の理解が進まず母親が抱え込むばかりで、子どもの立ち直りが難しい家庭も多いようでした。  子ども一人ひとりが違えば不登校への対応も当然変わる。学校だけが子どもの唯一の成長の場ではないことを自覚し、学校・教師の立場から接するのではなく子ども・保護者両者との対話を進めていくこと。ゆっくり休んだ子供たちは自分で立ち上がるということを信じることを、不登校の子どもたちと接する第1歩としたいと感じました。 【参加者の感想より】 【Aさん】  「あらゆる登校刺激が子どもにとっての負担である」という言葉が印象に残っています。学校の教師として子どもに接することができないのであれば、どのような接し方が教師である自分にできるのか・・。学校が子どもたちの安心できる場所になっていないのであれば、何を変えていけばいいのか・・・。また、本人・保護者どちらにもそれぞれの思いや葛藤があるという当然のことに気づくことができました。子どもと保護者の登校への意識に違いがあるとき、自分はどう動くことになるのか・・。果たして丁寧に対話を重ねる余裕があるのか・・・。これまでの10年間の教員経験と見つめ直すとても貴重な学習会になりました。 【Bさん】  今回の学習会に参加させていただき、不登校の子自身はもちろん、保護者(主に母親)の苦しさについても知ることができました。実際に不登校にならずとも、苦しさを抱えている子たちも、きっと想像以上にたくさんいるのだろうということにも、気付かされました。今わたしが関わっている子どもたちに対しても、パワーを溜めることの大切さ、苦しいくらい見守るという時間も必要なこと、通じるところが多いお話だったので、とても身にしみました。子どもたちがパワーを溜めたあと、どのような過程をたどって前向きに生きていくのかというところのお話も、たくさんの事例があると思うので、また伺ってみたいと思いました。 【Cさん】  子どもたちにとって、教室や学校だけが居場所ではないということを考えられる柔軟さが、教員にも必要だと思います。経験的にそのことは認識していましたが、今回お話を聞いて、長いスパンで考えられる時間的余裕も大切だと思いました。中学校3年間という限られた時間の中で、卒業後の次のステージにつなげなければという思いがありましたが、それは学校側の都合でしかなかったなと痛感しました。また、母親が一人で抱え込むケースが多いということも重要な点です。今後、不登校の子に関わるときに、母親が抱える課題にも寄り添いながら対応していこうと思いました。 【Dさん】  お話を聞いていて、お母さん・保護者の方がやっぱり大変な思いをされていることがよくわかりました。以前、お子さんの不登校に悩んでいる保護者の方から相談を聞く機会があった時、「学校には相談してない。先生も忙しそうだし、迷惑になるから」と何人ものお母さんが言っていました。その言葉を聞いたとき、学校や教員が期待されていない、信頼されていないという現状を再認識しました。私も不登校の子どもたちは賢い子どもが多いと思っています。だから不登校になるのだと、学校が魅力的なら、そういう判断にはならないのかなと思ってしまいます。話し合いの後半に出てきたように、今、学校の形が変わってきたり、新しい学校が出来たりしているので、これからの学校のあり方を考えることも必要だなと思いました。学校が子どもたちにとって必要な場所として認めてもらえるために、すぐに出来ることもあると思うので、今日のお話をヒントに考えていきたいと思います。今回は、これからの学校や教師として必要なことを考える貴重な機会をいただき、ありがとうございました。 (MH)

    2022年06月02日 インクルーシブ社会を目指す学習会 【報告】5/11学習会

  • 4/29学習会報告 内容:「『学習』『評価』から、今の学校教育が目指しているものを整理する」 日時:2022年4月29日(金)13:00~15:00 会場:大和市シリウスとZoomによるオンライン同時開催 参加者:11名 前半は、子どもにとって必要な学力とは何か、戦後どのように変わってきたのかを資料から探りました。使った資料は「指導要領の変遷」「産業界の人材・教育要求変化」「戦後の世界の動向」です。その時代の世界の状況、日本の状況を背景に、産業界が求める人材を育成すべく、指導要領が変化してきたことが分かりました。 後半は、子どもに何を学力として求めていくのか、意見を交わしました。学習に意欲をもてない子どもたちや言われたことに疑問をもたず、自分で考えることをしていないように見える子どもたちなど、目の前の子どもたちの様子を心配する声が上がりました。また、教室に入れない子へ人をつけて、その場での対応のみに終始しているような状況から、集団の中で子どもを育てる場所として機能していないのではないかという意見も出ました。 学校や教室が多様性を認め合う場所になるよう、子どもたち同士や子どもと教師の関係性をどのようにつくっていくかがとても重要だと感じました。子どもたちが社会へ出た時の姿を想像し、どんな学びが必要かを考えていきたいと思いました。 <参加者の感想> 今日の勉強会では、教師としてどんなことを子どもに身につけることができるか自分なりに考えることができました。考えている中で、自分の1ヶ月の行動を振り返ることができ反省する部分もありました。今回の勉強会を受け、週明けからどうしていくかをもう一度考えてみたいと思います。また、様々な立場の先生方と議論することができ、いい刺激になりました。 お話を聞いていて、自分も子どもを枠の中に押し込めてしまっていないか、きちんとさせよう、トラブルのないようにとあまり寛容に子どもと向き合えていないなと反省しました。子どもの未来を考えて、みらいにつながる学力を育てていくことが大切だと感じました。教師としての力量をもっとつけていかないといけないと思います。 学校が楽しい場所、子どもたち自身が行きたい!と思える場所となるには、教員が変わらないといけないなと思いました。悪いレッテルを張られないようにするため、先生に怒られないようにするため、子どもたちはきっといろんなことを我慢したり、諦めたりしているような気がしています。私が子どもの頃は、自分の思うこと認めてくれる、不安や心配なことを表に出せる場所が学校だったと思います。皆さんと話をしながら、「学校を変える!」という気持ちで、これからできることを皆さんで考えていきたいと思いました。 不確実な社会の変化についていける、対応できる人材を育てるための学校教育…。どうしたら良いのか、私たちがすべきことは何か、私たちの心構えは、など、改めて考える機会となりました。ずっと疑問に思っていたことでした。前を向いて座っている子どもたち、とてもいい子、でも、これからの社会に必要なのは本当にそういう子どもたちなのか?大切なのは、なぜそうするのか?いろいろな物事になぜ?を自分の頭で考えられる子どもなのではないか?と思っています。本日は貴重な機会をありがとうございました。 子どもへの指導は、その子が将来よりよく生きるために必要な、人として生きる力を育むことであると考えます。それは、人との関りの中で行われるものです。子どもにどのような価値観を育むかは大人である教員によるところが大きく、教員自身が多様な価値観を持って関わることが大切だと思います。 社会の変遷と学校を巡る状況をリンクさせて考えられて勉強になりました。現在の学習指導要領は、選ばれし者向けの内容なのかな、と思いました。求められる力が高すぎるような、抽象度が高いような。学校も求められることに適応できる子が選ばれて、どんどん教室から人が減っていきます。でも、人は減った訳ではなくて、個別学習や支援級に人が増えて、そこが吹き溜まりみたいになっています。住み分け細分化の勢いがものすごく速いです。私たちが声をあげるべきは何なのか。どこなのか。誰かと考えられる機会があり心強いです。

    2022年06月01日 理論学習会 【報告】4月学習会

  •  事例研究会は、外国にルーツを持つ子どもたちの具体的な事例を通して、彼らの背景にある事情や問題を読み解く力をつけていくというねらいで開催しています。 日時:2022年3月30日 事例提供:「希少言語を母語とする児童」  やまとプレクラス 近藤 菜穂子先生 参加者:11名  近藤先生からは、希少言語を母語とする小学校1年生の児童の事例について次のような内容が報告されました。児童は、入学前の夏に来日し、入学までを在宅で過ごして日本の小学校に入学したという経緯を持つ小学生。入学後日本語ができないので教室をウロウロしたり、机の下に隠れたり、教室から飛び出してしまったりしていた。友達との意思疎通ができず、一緒に遊びたがらないという様子が5月には見られた。6月からプレクラスに通室し、サバイバル日本語を習得後は、学校でクラスと国際教室での学習を続けた。担任の先生は児童を気に掛ける様子が出てきたが、国際教室の先生と児童の関係は良好とはいえず、授業態度の悪さが指摘されることがあった。保護者がお願いの手紙を国際の先生に書いたこともあった。国際教室の先生がお休みになり、国際教室が開かれない状態が続き、児童への支援はプレクラスの巡回指導と日本語指導員による日本語指導のみという体制になった。加えて3学期にはコロナ不安を理由に児童の登校は週3回になった。学校の受け入れ体制として必要なこと、このような児童を国際教室でどのように受け入れたらいいか、保護者との関係作りや担任の先生の理解をどのように促していったらよいのか。  協議の中では次のようなことが話題となりました。 ・教師が子どもの興味関心を引き出すことが必要で、そのためには教師には想像力が必要である。 ・担任の先生一人が抱え込んで悩むのではなく、担任を助けるシステムを構築していくことが必要である。 ・保障されない外国人支援の制度があり、どうにもならない中で何ができるのか、体制に対する対応を考える必要がある。それは、学校文化の改変でもある。いろいろな立場の人が集まって、みんなで考える機会を持つことが必要である。  今回の学習会は、外国人への支援は、担任や国際教室担当だけではなく、学校全体で考え実践していくことが必要であるということを改めて確認した学習会となりました。

    2022年05月31日 外国人の子ども理解の学習会 【報告】3月事例研究会

  • Ed.ベンだよりNo.50が発行されました。 今回のEd.ベンだよりのタイトルは「ウクライナ問題を考える」です。 ロシアによる突然のウクライナ侵攻から、はや3か月が経ってしまいました。報道を見る限り、その激しさは増しこそすれ、一向に収まる気配がないようです。今回のEd.ベンだよりは、会員のTさんからお寄せいただいたご意見をもとに、この問題を考える視点の整理を試みています。ぜひお読みください。 Ed.ベンだよりNo.50ダウンロード また、8月までに開催されるEd.ベンチャーの各種学習会・研究会の日程も掲載されております。こちらもご確認のうえ、みなさまのご参加をお待ちしております。

    2022年05月31日 Ed.ベン便り No.50ウクライナ問題を考える

  • Ed.ベンチャーの2022年度のパンフレットはこちらからダウンロードできます。 2022Edベンチャー_パンフレット(PDF)  

    2022年05月09日 お知らせ 2022年度パンフレット

  • 日時  5月16日(月)20:00〜22:00 参加者  5名 使用した資料 寺町晋哉著『「性別」があふれる学校は変われるのか』 木村涼子著『中等教育におけるジェンダー平等の過去、現在、未来』 討論内容  ①保育園の課題として「性別の認識」は、必要なのか  ②水泳指導の際の水着の問題は、検討必要  ③修学旅行の大浴場についても検討必要  ④中学校の制服の選択性   女子の自由選択は大和市でもされてきているが男子は難しい。  ⑤第2次性徴を扱う際に、トランスジェンダーのことも扱う必要がある。その時に対等な存在として認識されるように働きかけることが大事である。今後引き続いての研究が必要と思われる。  ⑥クラスの児童を並べるとき、いまだに女子、男子の列づくりが一般的である。 情報 最近の幼児向けアニメでは、女性、男性、トランスジェンダーが登場している。 英語圏では、He、She、ではない人は、Theyなど使用し始めている。 子どもの性自認は6歳ぐらいで、違和感を感じ始めるきっかけは、「異性を意識するようになる」と教わり始めるときだそうである。 感想 ・教職員の現場も少しづつではあるが変わって来ている。 ・マスコミで有名人がカミングアウトし始めているのは、良いことである。 ・次回に向けて更に、学校教育現場の見直しが必要。                                        以上 

    2022年05月08日 授業研究会 【報告】5/16第1回授業研究会

  • 11月10日(水)19時~21時 講演『教育と福祉のはざまで~垣根を超えた連携を目指して~』 講師 村元 良悦氏(大和市社会福祉協議会) 場所 大和市文化創造拠点シリウス&オンライン同時開催 参加者 10名(会場8名、オンライン2名) 今回の理論学習会は、教育(学校)と福祉の垣根を超えた子ども・家庭への支援やサポート、連携とその可能性について考える学習会を行いました。その中の講演では「地域福祉と社会福祉協議会~こどもファーストで考える教育と福祉の連携~」というテーマで、講師の村元良悦氏にお話をしていただきました。 ボランティア活動、援護事業、支援事業など、地域の住民の方への福祉サービスに関する社会福祉協議会の主な事業について話を聞く中で、参加者からは、「社会福祉協議会の活動について初めて知ることが多かった」という声が多くありました。講演後の意見交換の場では、参加者それぞれが目の前にいる子どもや家庭をイメージしながら、教育と福祉の「つながり」を見つけ出そうとする様子が見られました。 学習会後の感想では、「子どもや家庭に近い学校と(地域が)連携することで、より深い支援につながるのではないか」「もっと地域の方の力をお借りしていいのだなと安心できました。」という声があげられ、連携の広がり、地域とのつながりから子ども・家庭への支援を考える学習会となりました。

    2022年05月07日 理論学習会 【報告】11月学習会

  • 今回は、2021年度第3回、第4回報告と2022年度のお知らせです。 第3回 10月30日(土)  母親から手の甲にタバコの火をつけられるという身体的虐待を受け、通告の結果、児童相談所で一時保護となった中学生の事例でした。母親には精神疾患があり、その母親の代わりに、この生徒は幼い弟、妹の世話をみていました。  このケースのように、母親の状況、ヤングケアラー、家庭の経済状況など、虐待の事実の背景には、様々な要因が複雑に絡んでいることがあります。それぞれの問題の解消に向けて、多くの機関の連携が必要です。そのためにも、学校は子どものサインを見逃さないこと、そして学校は機関に繋ぐだけでなく、その後の関わりが大切であることなどの意見が出ました。 第4回 12月18日(土)  最後となる第4回では、親の再婚に伴う環境の変化により、本人の心理的不安などから児童相談所の一時保護に至った事例でした。生徒は、母親の再婚相手、2人の間に生まれた幼い妹らとの関係の中で、家庭の中での自分の居場所が見つからずにいました。それが母親への憎しみの思いを抱き、家に帰りたくないと担任に告白したことから事実がわかった事例でした。家庭への連絡をせずに児相通告となったため、その後の母親への説明に苦労したと報告がありました。  のケースでは、当事者である家庭と通告をした学校が、通告後どのように関わっていけばいいのか、その難しさがわかりました。また親の再婚について、子どもたちがどのように受け止めているのか、子どもたちにしっかりとした説明がされていないことが多いという意見もありました。 2022年度について 2022年度も現場施設への訪問は実施せず、年4回のオンライン学習会を開催します。 「支援が必要な子ども・保護者への対応」 というテーマに範囲を広げます。2021度の学習会を踏まえ、虐待に関する知識や対処についての講演会、様々な障がいや課題を抱える子ども・保護者の実状を理解する講演会をそれぞれ開催します。その上で、事例研究会を開催します。 第1回は、 5月21日(土) 講演会 「虐待通告、そしてその後の子ども・家族との関わりにおいて教員・学校が考えること」 講 師 上原 樹さん(スクールソーシャルワーカー)  詳細は近日お知らせいたします。

    2022年04月14日 スタディツアー 第3・4回報告と2022年度について

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    NPO法人 教育支援グループ「Ed.ベンチャー」

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    活動内容

    学校支援活動

    • 理論学習会
    • 授業研究会
    • スタディツアー
    • ママ、パパのための学習会
    • 外国人の子ども理解の学習会
    • インクルーシブ学習会
  • 外国人支援活動

    • 子どもの居場所・学習支援教室
  • 子ども支援活動

    • 愛川Friends☆Star教室
  • 普及啓発活動

    • 教育相談
    • 多言語通訳派遣
    • 教育講演会
    • Ed.ベンだより
    • 文献・資料
    • お薦めの書籍・文献
    • 震災支援・反原発関連活動
  • 前年度までの活動

    • 生活相談(2014年終了)
    • お父さんとお母さんのための日本語教室(2015年度にて終了)
    • 外国人当事者活動支援(2015年度にて終了)
    • 保証人事業(2018年度にて終了)
    • すたんどばいみー基金(2018年度にて終了)
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