Ed.ベンだよりNo.68が発行されました。
今回のEd.ベンだよりのタイトルは「教育の役割を『現代』という時代の中で模索する」です。
ちょうど今放送中の朝のテレビ小説では、小学校の訓導となった主人公が子どもたちを戦場に駆り立てる、今となってはびっくりするような言葉を口にしています。一歩間違えれば戦争と教育は直結してしまうことを改めて思い知らされます。
しかしドラマの中の社会状況は、国が変われば現実そのものです。毎日、どこかの国では隣国から様々な兵器が空から降り注いでは大事な命が失われています。この国の戦争は過去のものとなったとはいえ、現代はもっと残虐な戦争(殺戮)が現在進行形で続いていることを強く意識する必要があると思います。
外国での戦争だけに、ともするとそういった時代や社会の動きは、学校の中の出来事と全く関係がないように思われるかもしれませんが、「教育は社会の従属変数」と言われるように、やはり子どもたちが学んでいる教科とその内容、編成のされ方は、大きな社会と時代のうねりの影響を直接・間接に受けていると考えられるのではないでしょうか。
今回のEd.ベンだよりをお読みいただいて、自分が生き残るためだけでなく、みんなで笑って生きるために、教育はどうあるべきかということを、考えていただければと思います。
また、8月4日までのEd.ベンチャーの学習会の案内も掲載しております。みなさまのご参加をお待ちしております。