No.22「子どもと依存」

Ed.ベンだよりNo.22が発行されました。

 今回のテーマは「子どもと依存」です。
 もう20年前になるでしょうか。「24時間戦えますか」という勇ましい歌詞をバックに、ドリンク剤を一気飲みしたサラリーマンが、ロケットに乗って(乗せられて)職場に突撃する(させられている)というCMが大流行したことがありました。今思えばそれはまるで大戦末期の特攻隊のパロディかと思えるほどのものでした。
 今では同じようなドリンク剤のCMが、父母娘の仲の良い3人家族を舞台として、親子でドリンク剤を冷蔵庫に買い溜めしアハハと笑いあうという、一見とても平和な、しかし、よくよく考えてみると異常な内容で流れています。
 もう、みんな誰もが普通にドリンク剤を飲んで、「エネルギー」をチャージし仕事や勉強に励むということが日常になってしまっているということなのでしょうか。
 凄惨な殺人事件、「安全と平和」の名のもとに進められる軍備拡張、世の中ではとても静かにしかし着実に、殺戮と暴力の時代への布石が打たれているように思います。
 今回のEd.ベンだよりを読むと、一見何の関係もないように思える「殺人」・「エナジードリンク」・「依存」が実は深いところで「戦争」と恐ろしいつながりを持っているということに気付かれるのではないでしょうか。是非お読みください。

 さらに、今回は来年2月に開催予定の教育講演会のお知らせも掲載されています。今回の教育講演会では、年明け以降大きな動きが予想されております憲法について考えていきたいと思っています。多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
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