12月の理論学習会は、「母親への支援」をテーマにし、小学校・中学校からひとつずつ事例を出し、話し合いました。事例研究にこのテーマを挙げたのは、親対応の難しさや、親自身に対しての支援はできるのかといった悩みを職員間でよく聞いていたからでした。しかし、そもそも大人を変えることは難しい・できないというスタンスに立っていないと、自分のイメージ―母親像―を教師が押し付けてしまうということが問題として挙がりました。教師が子どもをどうしていきたいのか、子どもの課題は何なのか客観的にとらえることが大切だということを考えさせられる時間となりました。
今回は理論学習会の担当として、事例研究の持ち方について反省することが多くありました。司会役や話を整理する役など、課題を明確にすることが足りなかったことを踏まえて、今後改善していきたいと思います。