1月の理論学習会の報告-児童虐待 教育問題の語られ方?」

1月7日、愛知教育大学の内田良先生を講師にお迎えし、「児童虐待 教育問題の語られ方?」として、学習会を行いました。社会学の視点から、教育課題のグレーゾーンへの対応の仕方など、議論が交わされました。2月5日に、引き続き「学校安全 教育問題の語られ方?」というテーマで学習を行います。
参加者感想:初めて、内田先生の講義を聴いて自分が普段いかに偏ったものの見方をしているかということが分かった。少年犯罪や交通事故、ドラッグの問題などメディアの情報発信の仕方によって我々が左右されているという実態を知ることが出来た。また、危険を選択するためには、客観的に数値等のデータを用いて自分の眼で見極めなければならないということを実感した。
 児童虐待の語られ方としては、虐待の程度の重いものから軽いものまでひとまとまりに虐待として語られている。しかし、それを細分化し、防ぐ必要のあるものを明確にしていく必要がある。
 我々は、普段メディアの発言の仕方によってこんなにも考え方が左右されているのかと非常に驚いた。今後も視野を広げるよう多くの考え方に触れていきたい。(小学校教諭)