7月28日(木)今年度2回目の保証人事業報告会を開催しました。対象者3名は、それぞれ作文に沿って、現在の生活状況と抱えている問題を報告し、借りている金額・残高・月の支払金額も確認しました。3名とも仕事上の悩みをそれぞれ抱えながらも、返済は滞ることなく順調に行われています。
Sは、看護師として働き2年が過ぎました。昨年までは、仕事や生活にかなり不安を抱えていて心配していましたが、今は夜勤や後輩の指導にも慣れ、生活のリズムもでき、表情にも自信が表れてきました。給料も上がり、貯金もできるようになったとのことです。3月まで現在の病院で働けば、看護学校の奨学金を返済しなくてすむことになっており、何とか頑張れそうとのことです。
Nは、アルバイトを転々としながらの生活です。夢だったバンドは休止し、3月からは実家を出て同棲を始めています。それでも、収入の一部を実家に入れているため、生活は苦しいようです。元々贅沢をする方ではないので生活は何とかできているようですが、先の見通しがたたないのが難しいところだと感じます。まずは自動車免許をとり、そこから何かを始めようと考えている様子で、長い目で見た生活設計ができるよう、今後もアドバイスが必要になると感じています。
Gは、以前の職場の待遇がかなりひどかったため、1月に職場を変えましたが、落ち着いてくると、現在の職場の待遇にも不安を覚えはじめています。現在の請負という立場では、労働条件に関して文面で確認できていないことが多く、特に保険の加入や税金の支払いも不安定なため、確定申告に備えて毎月一定額の貯金をはじめているようです。30歳を目前に結婚も視野に入れ、転職すべきかも悩んでいる様子です。以前に比べて自分の状況を把握し、環境を変えることを考えるようにはなりましたが、具体的な動きまでには至らないことが多いので、今後も毎月の面談を継続していきたいと考えています。