H30外国人の子ども理解のための学習会 報告
(8月6日、7日)
担当:西岡、前田
■1日目 参加者22人(うち講師2人、スタッフ2人)
■2日目 参加者26人(うち講師3人、スタッフ2人)
(参加者の様子)
今回の学習会は、講座開設後一番の参加者数でした。参加者の中には、冬の学習会や国際級担当マニュアルの学習会に参加してくださった方もいらっしゃいました。また、小学校中学校の担任の先生、国際級の先生の参加が多くみられました。
学習会の内容としては、前回の学習会の内容をもとに、もう一度学習したい内容や、前回と同じテーマではあるがお話いただく方を変え様々な視点から学習会を行えるように企画しました。そのため、この学習会を連続して受講していただくことの良さを感じていただけたようです。
また、1日目の最後には、国際級担当マニュアルを用いた学習会を行ったり、冬の学習会の中から新たに生まれた在留資格をテーマにした時間を設けたりしました。そのため、普段外国にルーツをもつ子どもたちと関わる中で、普段感じられたことが、学習会を通して意味づけされたり、学習会後のディスカッションでは、活発な意見交換が行われたりしました。
参加者からは、
「外国人の子どもの生きにくさについて、今まで見逃していた場面がたくさんあったように思います。今までの教育活動において多くの反省点を感じました。外国人の子ども理解において多くのことが学べた大変有意義な時間でした。一人でも多くの先生方に受けていただきたい学習会だと思いました。私もどうしたら広まるか考えるようにします。」
「参加者の一人一人が自分たちの目の前にある問題に対して真剣に取り組んでいることが分かった。自分も身近な人を助けられるような存在になりたいと思った。子どもたちの問題は語学だけではないことに驚いた。学生の立場として、家庭と学校の間の居場所に自分がなれないかなと考えた。」など感想をいただきました。
この学習会は、来年の1月にも実施予定です。様々な講座内容を計画しております。内容が決まり次第HPにアップしていく予定ですので、ぜひ次回の受講をお待ちしております。
※外国人の子ども理解のための学習会のページには、国際級担当マニュアルのPDFがありますのでぜひご活用ください。