2022
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第3回授業研究会報告 日時:8月15日 20:00~21:45 テーマ:女性の働き方について 参加者:4名 概要 オランダなど北欧諸国の取り組み方は、日本と根本から違っている。 「人権」を基本に据えて考えているか否かの違いなのではないか。 「非正規労働者」が圧倒的に増えていて特に女性が多い。それは、家事、育児、介護は女性の仕事という考えがいまだに残っているから。育児休業制度’をの男性取得率をもっと上げることが必要。 育児などを家庭が担うべきという考え方を変える必要がある。「子どもは社会の子」という考えがあれば、もっと公的機関が担えるようになるはず。 制度があっても一番必要な人達に届いていない。積極的な発信が必要。 色々なサポート機関ができ始めているが、お金がかなりかかる。そうなると結局利用できない。もっと公費負担が必要。 政治が変わらなければならない時、女性議員を増やすことが大事。 長時間労働を変えていかないと、女性が様々な分野の仕事に進出できない。入試差別問題も長時間労働との密接な関係の結果とも言える。 変えなければいけない事が多々あるが、やはり早くから「社会保障」や「働き方の問題」や「考え方」を学習する必要があるのではないか。色々な家庭の事情の子どもたちが集まってくる学校現場の役割は重要。教師はもっと勉強しなければいけない。その上で、こどもたちとともに考える時間を設定していく必要があるのではないか。 次回は最終回、まさに「カリキュラム化」。 以上
2022年09月13日 授業研究会 【報告】8/15 第3回授業研究会
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第2回授業研究会報告 日時:7月25日20:00~21:45 参加者:3名 内容 「ジェンダーについてのカリキュラム化」をテーマに話し合った。 初めて参加してくださった先生が中学校の先生だったので「思春期」の扱い方の大切さを指摘してくださった。 また、少数者の問題であるがゆえに「かわいそう」「守ってあげなくちゃ」というように思われないように気をつけるべきという指摘もあった。 学校では先生方のほうが「ジェンダー」に鈍感であるという。教える前にむしろ教師がきちんと勉強すべきだと言うことがわかった。 すでに調査では、100人に7人位の割合でLGBTの人々がいるとわかっている以上学校教育できちんと正しい知識を発達段階に合わせて教えるべきであるという意見で一致した。 学校のトイレを性別関係なく入れるようにするという養護教諭の提案があった話も聞けて参加者は少なかったが有意義な学習会であった。
2022年09月13日 授業研究会 【報告】7/25 第2回授業研究会
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日時 5月16日(月)20:00〜22:00 参加者 5名 使用した資料 寺町晋哉著『「性別」があふれる学校は変われるのか』 木村涼子著『中等教育におけるジェンダー平等の過去、現在、未来』 討論内容 ①保育園の課題として「性別の認識」は、必要なのか ②水泳指導の際の水着の問題は、検討必要 ③修学旅行の大浴場についても検討必要 ④中学校の制服の選択性 女子の自由選択は大和市でもされてきているが男子は難しい。 ⑤第2次性徴を扱う際に、トランスジェンダーのことも扱う必要がある。その時に対等な存在として認識されるように働きかけることが大事である。今後引き続いての研究が必要と思われる。 ⑥クラスの児童を並べるとき、いまだに女子、男子の列づくりが一般的である。 情報 最近の幼児向けアニメでは、女性、男性、トランスジェンダーが登場している。 英語圏では、He、She、ではない人は、Theyなど使用し始めている。 子どもの性自認は6歳ぐらいで、違和感を感じ始めるきっかけは、「異性を意識するようになる」と教わり始めるときだそうである。 感想 ・教職員の現場も少しづつではあるが変わって来ている。 ・マスコミで有名人がカミングアウトし始めているのは、良いことである。 ・次回に向けて更に、学校教育現場の見直しが必要。 以上
2022年05月08日 授業研究会 【報告】5/16第1回授業研究会