3月 保護者会を開催しました

保護者会を開催しました。

 新年度を迎えるに当たって、エステレージャ・ハッピー教室では保護者会を開催することにしました。
 これは4月からより丁寧に子どもたちをみていくために、今までの教室のしくみを少し変えることを保護者の方々に説明するためです。
 今まで、エステレージャ教室では教室に通いたいと希望する子どもたちを原則として無制限に受け入れてきましたが、このままでは子どもたち全員に配慮した教室運営を行うことが難しくなってしまいます。本来であれば子どもの数の増加に合わせて、ボランティアスタッフの確保ができればよいのですが、現実にはスタッフの増員が難しいという状況があります。このような中、教室として子どもを受け入れた以上は責任を持って子どもたちを支えていきたいと考えた結果、4月より登録制を導入し、受け入れる子どもの数に上限を設けることとしました(約20人程度)。
 同時に学期制を導入します。1学期(4~8月)、2学期(9~12月)、3学期(1~3月)の3学期として、各学期の終わりには保護者会を開催し、教室での子どもの様子を保護者にお伝えする一方、家庭や学校での出来事や子どもについて保護者が気になるところを伝えてもらい、子どもについての状況を共有します。そして、学期の更新に合わせて教室への登録も更新するかどうか、その都度意思確認をします。新しく教室への参加を希望される方がいる場合には、欠員がある場合に受け入れることになります。
 3月18日に保護者会を開催し、改めて教室の趣旨を説明するとともに、上記の新たな運営方法についてもお知らせしました。また、その後に保護者との面談も行いました。参加された保護者の方々は私たちの説明を熱心に聞いてくださり、またその後の面談では子どもたちの状況や気になる点について、いろいろと伝えてくださいました。全体としては学習面に関して不安に感じておられる保護者の方が多いように思われました。特に日本語の学習について心配なさっている様子がうかがえました。
 普段接する機会の少ない保護者の方々と、言葉を交わす機会を持つのは大変貴重な機会です。普段顔を合わせる機会が少ないだけに、お互いの顔を見ながら言葉を交わすことで安心感が得られます。保護者会を開催するのはこれが初めてではありませんが、やはりこうした会を持つことで私たちと保護者の間に何からのチャンネルが開き、子どもたちについての情報を共有できるのは大変有意義であるということを感じました。(TH)