しばらくぶりの更新になってしまいました。
この間も、エステレージャ教室は、毎週土曜日午前中の活動を継続しています。
今回は、8月~9月にかけての活動の一コマをご報告します。
コロナ禍の中、事情があって教室に来ることができない小学生のA君にオンラインで学習支援する機会がありました。あらかじめA君のお母さんにURLを連絡しておいたところ、ほぼ時間どおりに画面越しに対面することができました。久しぶりにA君の姿を見たのですが、以前会った時よりも随分と体格が大きくなっていてビックリしました。そもそも育ち盛りの年齢に差し掛かってきてはいるものの、それにしても・・・食生活が乱れていないのか、ちょっと心配になりました。
勉強は学校で出された宿題を手伝うことになり、4つある宿題のうち、手伝いが必要な社会科と算数に取り組みました。社会科は「東北地方で稲作が盛んな原因を調べる」というもの。算数は文章題です。いずれも長い文章を読み、理解し、要点をまとめる作業が欠かせないものです。今回は、「稲作」については、画面共有を利用して、資料を示したり、ホワイトボードを利用して図を描くなどして、課題が進むように支援しました。想像しているよりもスムーズに会話ができて、オンラインでも大丈夫だな、と思える面がある一方で、本当にこちらの伝えたいことが伝わっているのだろうか、最後に一押ししたいところができません。対面で、隣にいれば、すぐに「分かったかな?」「大丈夫?」と確認できるのに・・・と、歯痒く思うところです。
ギガ・スクール構想のおかげで子どもたちにも一人一台端末が配布されているそうです。でも、やはり端末の画面越しに、ではなく、直接対面しながら、勉強したいものです。子どもが勉強している時の姿勢や表情、息遣い、つぶやき、そういった周辺の情報が学びとその支援にはとても重要な意味を持っているのではないかと感じています。(TH)