2014年度教育講演会

2014年教育講演会チラシ(内山節)
2月15日に、立教大学大学院教授である哲学者、内山節先生をお迎えし、教育講演会を行いました。前半は、「『語るべき未来』を探る~原発事故が意味するものと『里』の思想~」と題してご講演を頂きました。戦後日本の「経済発展」を目指す社会の在り方が、震災と原発事故を契機に、そのほころびが顕わになった時、私たちはこれからどうやって社会と関わっていけばいいのか、内山先生が居住する「上野村」の事例などを踏まえてお話しいただきました。後半は、フロア全体での討議を行い、若者から社会参画に対する意見などが出されました。これからを担う子どもたちにどのような未来を語ることができるのか、考えるヒントを頂けました。

Ed.ベンだよりNo.1にも講演会の報告を掲載しておりますので、合わせてお読みください。

 

<事前学習会で購読した書籍>

内山節(著)『文明の災禍』(2011年 新潮社)