内容:講演会「特別支援教育の基礎 育休からの復帰に向けて」
講師 北島亜紀子氏(小学校教諭)
日時:2018年6月16日(土)10:00~11:30
場所:大和市文化創造拠点 シリウス608和室
参加人数:大人7名 子ども3名
講演会では、特別支援教育の基礎として、特別支援級の現状や種類、大和市の具体的な支援級の数を教えていただきました。知的級や情緒級の他に、肢体不自由級や弱視級、難聴級があることを丁寧に説明していただきました。参加者の中には、詳しく知らなかったと質問をする方も見られました。次にインクルーシブ教育についての話、そのような教育を目指すために、子どもたち一人一人の特性に合わせた教育実践の提案がありました。教育実践のお話では、すぐにでも実践できるような、とても具体的な内容もありました。また、後半では自閉症の視野や、協応運動の困難さを疑似体験しました。基礎的な知識、実態、ユニーバーサルデザインの授業提案から、疑似体験と実践な充実した内容の講演会になりました。改めて、子どもたちの課題を知るために、知識を得ること、その子が何に困っているのか感知することが重要だと思いました。そして、一人ひとりの障がい特性に合わせた教育を模索していくことが大切であると感じました。
今回、お子さんの体調不良の理由で当日欠席される方が多く、参加者が少なかったことが悔やまれます。開催曜日、時間を見直し、子育て中でも参加しやすい設定を模索していかなければいけないと感じました。参加者からのご意見を参考に、今後の学習会の形を考えていきます。