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12月3日、講師に武内敏子先生をお迎えし、「算数の授業 水道方式とは?」の学習会が行われました。小学校での水道方式を用いた計算に関する授業についてのお話でした。以下は、参加者からの感想です。 ■武内先生、この度はご講義ありがとうございました。 「水道方式」という名前だけは知っていましたが、中身は全く知らないまま講義を受けさせていただきました。 「具体から抽象へ」という考え方のシフト。見て分かる!操作しながら学んでいく!という「水道方式」の魅力に、興味をひかれました。 今後、この「水道方式」を、まずは使えるところから取り入れ、また適時勉強していきたいと思いました。 また次の勉強会が楽しみです!!(小学校教諭) ■算数をはじめ、小学生が学習を進める際には、「具体物に触れ、その後抽象的なものに移行していく事」、覚えるのではなく理解するため に「典型的なものを教材として扱い、例外的なものに移行していく事」が大切であると考えていました。その点で、今回の水道方式の学習 の進め方は、とても共感できるものであったと思います。 私は、前単元(分数の掛け算・割算)の指導で、「視覚的に理解を深めさせたい」「典型的なものを理解させ、特殊な形式に広げたい」と考 え、水道方式の「分かる教え方(算数)」を参考にしながら授業を進めました。しかし、私自身の指導計画の不十分さと、児童が水道方式 になれていないなどのことから満足の行く成果は得られませんでした。 このことから、「私自身が指導計画を含め、様々な教育実践を学ぶなどの授業力の向上を図ること」、「学校としての指導の指針を話し合う こと」の大切さを感じました。(小学校教諭 1/10追加) 【参考文献・教材】 『たのしくわかる算数1年の授業 (1980年)』(平井喜美枝 1980年)
2007年12月03日 理論学習会 12月の理論学習会の報告-「算数の授業 水道方式とは?」
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11月5日、講師に内藤順子先生をお迎えし、「入門期における『国語』指導について」の学習会が行われました。教材研究の重要性がひしひしと伝わってくる講演でした。参加者の方からも、次のような感想をいただきました。 ■内藤先生の講演から「言葉を使うっておもしろい」と感じられる時は、どのような時だろうと考えました。 自分の気持ちにぴったりの言葉が見つかり、伝えてみたら、相手がそれを受け取ってくれた時、とても嬉しくなります。それが、おしゃべりであっても、会議のような公の場であっても。また、相手の気持ちが、自分の心に響いたときも嬉しくなります。自分と相手の間に、気持ちのこもった言葉が、音(おん)として、また文字として響きあうような体験ができた時、言葉のおもしろさを感じるのではないかと思います。内藤先生のおっしゃる、「人」と誠意を持って向き合い、分かり合おうという姿勢から、このような場面が生まれるのではと思いました。学校のクラスのみんなで、体験できたら幸せです。(小学校教諭) ■内藤さんから常々「小学校の入門期にもっとこ言葉のおもしろさを教えなきゃ。」と聞かされていて、私も同感でしたが、それがなぜなのかは、あまり突き詰めていませんでした。でも、精力的に集めた教材を通しての授業実践や「にほんご」(福音書店)についてのお話から、それがわかった気がします。「言葉を通して人と何かを作り出していくため」に、「言葉を使うって楽しいってこと」を体で感じる授業を創っていきたいと思います。(小学校教諭) 【参考文献・教材】 安野光雅(著)1979年『にほんご』福音館書店
2007年11月13日 理論学習会 11月の理論学習会の報告−入門期における『国語』指導について