2015年度報告会 開催報告

「すたんどばいみー基金の会」2015年度の報告会を実施しましたのでご報告いたします

日時 2016年1月30日(土)16:30-19:30
場所 渋谷中学校学校開放「下和田の郷」会議室
参加者 22名
 支援者8名に加えて、すたんどばいみーでスタッフとして活動する青少年12名の作文発表、さらに2名の代読による作文発表が行われました。また、例年通り、保証人事業の報告会との共同開催でしたので、保証人1名の作文発表、代読による1名の作文発表も行われました。
 今期は、1名中学生の参加があり、最後に「小学生教室でスタッフとして活動していて、子ども達の話は聞けるが、自分より年上の人が何を考えて生活しているのかわからなかったのが、今日の作文発表で知れて、とても良かった」という感想を述べ、異年齢集団での交わりの重要性があらためて認識された一コマとなりました。
 特に今期の課題となったのは、「奨学金」が「借金」となっており、その額が場合によっては、大学卒業後の生活の足かせになっているという点です。この事実だけで言えば、過去と大きくは違わないのですが、昨今の非正規化する労働現場を考えると、以前とは大きく違う実態として認識する必要があるということで理解が一致しました。利子を伴う奨学金を抱えている学生については、基金による借り換えを検討していくこととなりました。