5月は4月の二回目に参加して頂いた、野中多津子先生と一緒に授業を考えました。国語の中でも書くことが苦手な
傾向があるため、今月は言葉遊びから、言葉を楽しみ、最後には自分なりの文を書くことができるようにと考えました。
■日にち 一回目 11日(土)
二回目 18日(土)
■参加者 一回目 子ども 3人 大人 2人
二回目 子ども 3人 大人 5人
■内容 一回目 「言葉遊び・詩」
?カルタ遊び
?言葉遊び
「かっぱ」「いるか」「かえる」谷川俊太郎
詩を声を出して読みました。子どもたちは一人一編ずつお気に入りの詩を選び、練習した後みんなの前で発表をしました。みんな一生懸命練習し、うれしそうに発表していました。
?「じゅげむ」読み聞かせ
「じゅげむ」の落語絵本の読み聞かせをしました。最後まで集中して話を聞くことができました。全部聞いた後に「じゅげむ」をみんなで唱えました。
?詩を作ろう
「ないないづくし」谷川俊太郎
詩の穴埋めをし、自分なりに完成させました。それぞれがおもしろい詩を作りました。発表したいという声が上がり、前で全員が発表しました。とてもうれしそうでした。
?○○づくし
谷川さんの「ないないづくし」のように自分なりの「○○づくし」の詩を作りました。「楽しいことづくし」「つまらないづくし」など、楽しい発想で詩を作りました。「つまらないづくし」では学校での嫌な事をうれしそうに書いていました。少しだけ本音の部分が見えたような気がします。
?かくれんぼ 時間が余ったので、教室の電気を消して暗闇かくれんぼをしました。白熱しました。
二回目 「詩」
?カルタ遊び
?「じゅげむ」 みんなで唱えた後、一人ずつ発表しました。
?歌「ねこふんじゃった」
ねこふんじゃったの詩を紹介し、みんなで歌ってみました。初めて歌詞を知った子も多く楽しそうに歌っていました。
?リズムに合わせて詩を読もう
「たいこ」谷川俊太郎
リズムよく読んでみた後に、実際のたいこを使って鳴らしながらよみました。みんなリズム感がよく、楽しんでいました。
?詩を作ろう
「いっぱい」谷川俊太郎
「いっぱい」を読んだ後に、自分なりの「いっぱい」の詩を作りました。食べ物やゲームを題材にした詩を作ることができました。一人で二つ作った子もいました。最後にはみんなの前で発表し、うれしそうでした。
?みんなで詩を作ろう
「これはのみのぴこ」谷川俊太郎
詩をみんなで読みました。少し長い詩なので途中飽きてしまった子もいました。読み終わった後、みんなで「私の学校」という詩を作りました。少しずつ詩を付け足していく作り方でしたが、題材が分かりにくかったのかなかなか進まず、一人の子がほとんど考えるという結果になってしまいました。
?かくれんぼ
子どもたちは詩や言葉遊びをとても楽しんでいた様子でした。言葉のリズムや言い回しなどに興味があるようでした。また、自分の練習成果や作ったものを発表することが好きで、今月は何回も発表しました。その中で、素直にほめあったり拍手したりする場面の一方、相手をバカにするような様子も伺えました。3人の関係が垣間見えたような気がします。 次回はお互いが共感できることがある学校を題材にした新聞作りをしようと考えています。また、学習したことが子どもたちの力になるためには、反復学習が大切ではないかと話し合いました。今後は前回の勉強したことを次に生かしながら学習を積み重ねていく工夫をしていこうと考えています。