2018
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内容:研究のまとめ・意見交換会 日時:2018年12月13日(木)19:00~21:00 場所:大和市文化創造拠点シリウス605 参加費:500円(学生無料) 事前予約は必要ありません 3年間、授業研究会で研究してきた「労働教育」のまとめと意見交換を行います。研究の経緯、授業実践や研究の中から見えた課題や成果を発表します。小中学校での「労働教育」は可能なのかという疑問から始まった本研究ですが、話合いを重ねたり、実際に子どもたちの前で授業をしたりする中で見えてきたことがあります。ぜひ、お聞きいただきご意見いただければと思います。
2018年12月13日 授業研究会 12/13 研究まとめ・意見交換会 お知らせ
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2018年09月29日 授業研究会 9/13 模擬授業 報告
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内容:授業実践に向けての模擬授業 日時:2018年9月13日(木)19:00~21:00 ※いつもと時間が違います 場所:大和市文化創造拠点シリウス605 参加費:500円(学生無料) 事前予約は必要ありません 8月30日の、10月・11月に予定している授業実践に向けた小学校・中学校の授業案検討会を受けて、今回は模擬授業を行います。小学校は道徳の授業の中で、インタビュー映像や求人広告の間違い探しから「働くことの意義」や「職業選択の様々な視点」について学習する授業を考えております。また、中学校では、「労働」の問題について考え、労基法がなせあるのかということを振り返りながら、最終的には「よりよく生きる」とは何か考える授業を検討しております。小・中それぞれの模擬授業を見ていただき、ご意見をいただくことで、授業を形にしていきたいと考えております。ぜひ、ご参加ください。 8/30 報告 日時:2018年8月30日(木)19:30~21:00 場所:大和市文化創造拠点シリウス605 参加人数:4名 小・中学校の授業案検討会を行いました。 中学校の生徒の実態、既習事項を踏まえつつ授業案を検討しました。労働の問題から、労基法は何を守るためにあるのか考えさせ、そこから「よりよく生きるとは」「豊かな生活とは何か」というところまで考えることはできないか話し合いました。9/13 の模擬授業を経て、授業で押さえること、流れや発問等検討していきます。 小学校の授業案では、インタビュー映像の内容について話し合いました。なぜその仕事を選んだのか、なぜ働き続けるのか、という質問をし、職業選択の動機が消極的でも継続する中でやりがいを見つける人もいることに気づかせるなど、工夫したいと考えています。労働教育で現実に触れることが、必ずしも後ろ向きな内容にならないといういうことを授業で示さればと考えています。
2018年09月06日 授業研究会 8/30 授業検討会報告
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日時:2018年5月10日19:30~21:00 参加者:3名 今回の学習会は、労働教育を学習するにあたって持っておきたい視点を探ることをねらいとして、3冊の本を担当者で選択し、文献講読会を行った。 1冊目の『資本主義の極意 明治維新から世界恐慌へ』著:佐藤優(NHK出版新書)からは、これまでの歴史を振り返ったとき、現代に広がる日本社会の資本主義に至るその背景を学んだ。2冊目の『非正規クライシス』著:北川慧一・古賀大己・澤路毅彦(朝日新聞出版)からは「ミドル世代」と呼ばれる30代から40代が非正規にはまっていく現代社会の現状と課題を見ることができた。そして、3冊目の『教育の職業的意義 ~若者、学校、社会をつなぐ~』著:本田由紀(ちくま書房)では、教育の中での「仕事の世界への準備」への必要性をみることができた。著書には「抵抗」と「適応」という言葉でその準備の内容が書かれていた。例えば、「働く者すべてが身につけておくべき、労働に関する基本的知識」=「抵抗」、「個々の職業分野に即した知識やスキル」=「適応」といったものだ。現代の学校教育では「キャリア教育」が行われているが、この著書では、その「キャリア教育」が若者に及ぼす影響として「決められないことへの不安」や「華やかで流行りだが実現しにくい『夢』」であり、「自己実現アノミー」の状態にあると述べられている。 1冊目、2冊目にある労働に対する現代社会のしくみや課題からみても、「キャリア教育」に代わる「教育の職業的意義」が今の日本には必要であるということが分かり、3冊それぞれの内容を発表した後は参加者で「教育の職業的意義」の内容について話し合いをした。 今回の学習会では、学校を卒業した後、現代の資本主義社会に入っていく子どもたちに、労働教育の必要性を改めてみることができた。次回からは「抵抗」としての労働教育をより具体的に授業として考えていきたい。
2018年07月07日 授業研究会 5/10 文献講読会 報告
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内容 : 小・中学校での労働教育授業案検討会 日時 : 2018年4月19日(木)19:30~21:00 場所 : 大和市文化創造拠点シリウス605 参加人数: 3名 今回の授業研究会では、指導案検討会を行いました。昨年度に考えた「つけたい力」を身につける授業として、どんな授業が学校の中で効果を期待できるかを考えつつ、どのような授業をできるかを考えました。担当者から提案した5つの授業案を提示しました。参加者の意見からは、授業案の一つとして提示した求人広告を扱った授業案では、「求人広告と労働契約は別のもの」であることなどの基本的な知識の習得や、労働者の問題とともに、「消費する側の意識」を見直すことの必要性なども話されました。労働教育として授業を行うには、授業する側の知識もかなり必要であり、5月の文献講読で労働教育に関する課題を整理するとともに、今後は労働教育に必要な知識をつけることのできる授業案検討会を進めていかなければならないと考えさせられました。
2018年04月05日 授業研究会 4/19 授業案検討会 報告
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日時: 2018年1月18日(木曜日) 19:00~21:00 会場: シリウス605号室 内容: 2017年度研究成果報告 労働教育授業案検討会(小学校 社会科授業案) 参加人数:4名 2017年度の研究成果の報告を行いました。まず、昨年からの研究の流れを説明しました。労働教育の授業を作る上で、貧困の実態を知ることが重要だと考えたこと、また、社会科を中心にしたという点です。授業を考える上で、指導要領を参考にしながら、年間の学習内容の中にどのような授業が考えられるか検討しました。また、教科書から離れ、子どもたちの実態、社会状況から考えられる授業案も検討しました。それを受けて、いくつかの授業案を担当者で作成しました。今回、小学校の教員の方に参加していただいたので、様々な経験をもとに授業案に対して意見をいただきました。また、担当者の案以外の授業案を提案していただきました。 新たな授業案の可能性として、最新の仕事やこれからの労働事情から考えられる課題から学校教育でできることは何かという話が出ました。また、社会科の教科書で取り扱われている業種には限りがあるため、第一次産業、第二次産業、第三次産業を意識することで、子どもたちが将来仕事を選ぶときの選択肢を広げることにつながる授業はできないかという話が出ました。 今回のご意見を、2018年度の授業づくりの参考にさせていただきたいと思います。
2018年03月07日 授業研究会 1/18 2017年度研究成果報告