12月17日に、萩野谷洋一先生による美術の授業の研究会が行われました。子どもの思考に、どのように教材をぶつけて、新しい発見をさせるかという観点での授業作りについて、活発な意見交換が行われました。参加者からは次のような感想がよせられました。
■2回の授業を通し強く心に残ったことは、子どもたちの自由な発想を引き出すためのステップが計算されていたことでした。「自由な発想」は、子ども任せにすることではなく、授業者の働きかけによって、子どもたちから引き出すものであることがよくわかりました。研究会で、萩野谷先生の言葉を聞いているうちに、子ども一人一人の反応を予想しながら授業準備がなされていたことに驚かされました。授業の最後に、子どもたちがどんどん自分の作品をプロジェクターで映し出しながら、楽しんでいる姿が印象的でした。「光」を教材化する発想もとてもおもしろかったです。(中学校教諭)
実際の授業内容
<1回目>12月8日(土)
デカルコマニー(あわせ絵)・葉っぱのスタンプ
<2回目>12月15日(土)
スパッタリング・自然と光と水がつくる世界