このたび、授業研究会を下記の要領で開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。
日時:2025年10月25日(土)16:15~18:15
場所:大和市文化創造拠点シリウス606
今回の授業研究会は、日本女子大学准教授の桑島晋平先生に以下のテーマでご講演いただきます。
テーマ:「生活綴方は資本主義にどう向き合ったのか」
10月の授業研究会では、教育実践と社会(特に経済)の関係に焦点をあてて検討してみたいと思います。東京一極集中は、私たちの生活のあり方を規定してきています。
首都圏はお金のある者にとっては、消費を喚起され、とても魅力的な場所ですが、お金がない者にとっては、とても不自由で、生活空間を狭められてしまう感じがします。しかしだからといって首都圏を離れて何ができるのか、といったら、そこに確かな足場が見つけられるわけでもない。このように感じる私たちの感じ方と教育実践は、どのように向き合うことが可能なのでしょうか?
生活綴方は戦後の日本社会の矛盾にむきあう教育実践を行ってきたと言われています。では、その実践において、社会構造の矛盾は、どのようにとりあげることが可能であったのか。このあたりを専門的に研究している桑島先生からお話をお聞きし、社会矛盾が露呈している現在に向き合う教育実践の方途を探ってみたいと思います。





