4月報告「学級づくり」

4月学習会報告

4月の学習会は日本女子大学の清水睦美先生を招いての学習会を行いました。「学級づくりの基本―教室での教師と子どもの関係―」と題して、学級集団の中で子どもたちの関係をどのように捉え、教師として関わるかについてお話しいただきました。

学級の子どもたちを集団として捉えたときに、その集団には特徴があること、その内部には力関係があることや、いじめは深刻になればなるほど教師から見えにくくなることを教師が理解しなくてはならないと思いました。

参加者からは、「子どもが集団の中でどのような特徴があるのかというのを今まで考えたことがなかったが、外キャラ・内キャラの話を聞いて私自身に当てはまる部分もあったし、実際見ている子どもたちにも当てはまり、そういう見方ができるのかと思いました。」「今日の講演を聞いて、客観的にクラスを見とることで、かたよらないクラスづくりをしていきたいと思いました。」「今年度初めて担任を持つことになり、自分のクラスの生徒とどう関わるか迷っている場面がありました。『自分が何者なのか』を生徒に伝えるということをしていきたいと思いました。」などの感想がありました。

色々な個性をもつ子どもたちをみんなが受け止められるように、目の前の子どもたちを集団として捉えられるように、教師として集団を見る目を養わなければならないと感じる学習会でした。

1年間子どもたちが安心して学級で過ごすことができるように子どもたちの関係や様子を見とり、適切に応対していかなくてはならないと強く感じた学習会でした。