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10月5日に、事例研究というかたちで理論学習会を行ないました。学校で抱える問題について、参加者で討論し、対策を検討しました。 今回の事例は、不登校の児童にどのような支援が必要かを話し合いました。学校側の対応、また、外部機関との連携をどのようにはかるのかという点について話が進められました。
2009年10月09日 理論学習会 10月の理論学習会の報告-事例研究
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9月1日に、柳橋小の松義教頭先生を講師に迎え、「総合的な学習を考える」というテーマで、学習会を行いました。「総合的な学習の時間をどうとらえるか、どのように教科と結び付けていくか」ということで、テーマと立場性、つけていく学力・学習の方法などについて、講義していただき、その後、意見交換を行いました。
2008年10月08日 理論学習会 9月の理論学習会の報告-「総合的な学習を考える」
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8月4日に、東京理科大学の清水睦先生を講師に迎え、「ジェンダーを考える」として、学習会を行いました。ジェンダー、セクシズム、セクシャリティといった基本的概念を整理したあと、これらの日本の学校現場における現状についてお話しいただき、その後、意見交換を行いました。
2008年10月07日 理論学習会 8月の理論学習会の報告-「ジェンダーを考える」
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7月7日(月)、冨士見文化会館にて理論学習会を開催しました。『優劣のかなたに』の作者、苅谷夏子さんをお招きして、大村はまの実践についてお話をお聞きしました。多数の参加があり、次のような感想がよせられました。 ■今まで、大村はまさんの名前は知っていましたが、大村はまさんの実践について苅谷夏子さんの本を読み、実際に学んだのは初めてでした。そこで感じたのは、大きく二つあります。 一つ目は、大村はまさんの子どもとの関係作りに関してです。大村はまさんは、子どもと「本気の言葉を使う関係」になることで本物の人間関係をつくったということでした。いつも、しっかりと子どもを見て、ベストのタイミングで本物の言葉をかけるということで、いつもの子どもとの違いを敏感に気付けない私にとっては、しっかりと日頃から注意して見ること・本物の言葉、すなわち心からの言葉をかけることの重要性に気付かされました。日々の授業研究で多忙な日々を送ってきた大村はまさんにそれだけの心の余裕があったことに本当に驚かされ、感銘を受けました。 二つ目は、大村はまさんの授業の際、子どもは「いきいきとした考える人」になっているということです。私も、保健委員会を担当していますが、どうしても子ども側は受身になっており、教師から与えられた課題をただ黙々とこなすだけになっています。それを子ども側から自主的に「こんな保健的な問題に取り組みたい」といった意見がで、その課題に向かっていけるように子どもの力に応じた課題や日頃から問題意識を持たせられるような教師側の話し方の工夫など、日頃からの私自身の子どもへの対応に非常に課題を感じました。 今後は、もっと大村はまさんの実践を勉強し、子どもが保健的な課題に対していきいきと考えられるように接していけるよう努力していきたいと思いました。(小学校養護教諭) ■今回の学習会は、おおげさですが、私の教育観に、革命がおきました。大村はま先生は、子どもたちに「覚えなさい」、「〜しなさい」など、命令はしなかったそうです。 「優劣のかなたに」の中で、そうさせたいことをそうさせてしまうことが先生なのです。姿勢が悪いから「姿勢をよくしなさい」というだけなら、誰にでもいえます。いい話をしたりすると、子どもはつい真剣になって姿勢がよくなるものです。と書かれていました。 おもしろい話、緊張した気分をも作らないで命令するだけでは、子どもにとってもつらいことですし、真剣に聞こうとする姿勢も育ちません。子どもが集中して、学習に取り組める、教師は、日々、子どもが育つことば遣いを考えていかなければならないと思いました。 授業中、おしゃべりが多いのは、子どもたちのせいではなく、教師中心で授業を進めている自分に責任があると反省した学習会でした。 苅谷夏子さんの話は、わかりやすく楽しかったです。次回は、授業の実践などの話も詳しくきかせて頂きたいです。(小学校教諭) 【今回のテキスト】 【その他の苅谷夏子氏の著書】 【大村はま氏の著書】
2008年07月18日 理論学習会 7月の理論学習会の報告-苅谷夏子氏「大村はまの人と思想に迫る-ことばを通して-」
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6月2日に、苅谷夏子著「〜優劣のかなたに〜」の読み合わせをしました。来月の講演前の事前学習会として行いました。報告者より、大村はまの実践について書かれた内容について、またそれを読んで自分自身の実践を見直してのレポートをしました。 報告者は、深見小学校小野恵子先生、大野原小学校大曽根夏美先生、大和中学校、洲崎仁美先生、柴崎寛先生そして私、下福田中学校池田喬の5名です。 それぞれのレポートをもとに意見交換が行われました。 来月の学習会には、著者の苅谷夏子先生をお迎えする予定です。 【使用文献】 苅谷夏子(著)、2007年、『優劣のかなたに:大村はま60のことば』、筑摩書房
2008年06月10日 理論学習会 6月理論学習会の報告
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5月12日に、東京大学大多和直樹先生、堀健志先生、東京理科大学清水睦美先生を講師にお迎えして、 「大和市教育研究所の調査報告の概要−私たちは調査結果をどのようにみればいいのか−」として学習会を行いました。昨年大和市で行われた、「児童生徒の学校生活・家庭生活に関する意識調査」の結果を報告していただきました。「小・中学校比較」、「ケータイとネット」、「男女比較」、「地域比較」という観点から報告があり、参加者による意見交換が行われました。
2008年06月10日 理論学習会 5月理論学習会の報告
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3月31日に、前回に引き続き和光大学児島明先生を講師に迎え、「移動する家族の教育戦略と子供の現状 ー南米の子供に注目してー」として、学習会を行いました。移民の歴史、デカセギについて、日系ブラジル人の家族の物語と若年層の就労問題の現状などについて、講義していただきました。 【参考文献】 児島明(著)2006『ニューカマーの子どもと学校文化』勁草書房
2008年06月10日 理論学習会 4月理論学習会の報告
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和光大学児島明先生を講師に迎え、「外国人を受け入れた教師の対処法〜見ない、見る、見えない〜」として、学習会を行いました。外国人生徒のに対する日本人教師のアプローチの違いについて、講義していただき、その後意見交換が行われました。 【参考文献】 児島明(著)2006年『ニューカマーの子どもと学校文化』勁草書房
2008年06月10日 理論学習会 3月理論学習会の報告
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2月4日(月)、冨士見文化会館にて、内田良先生(愛知教育大学)を講師に迎えて二回目の学習会を行いました。テーマは、「学校安全」、1月の「児童虐待」に続き、「教育問題の語られ方」という切り口でお話下さいました。学校の中で起きる死亡事故の原因と件数を、数値的データを用いて実証的に分析し、声高に語られる学校での「危険」に対して、その声に隠れて実際に手を打たれていない、しかし現実に起こりがちで防ぐべき「危険」があるというお話でした。以下は、参加者の感想です。 ●死亡事故に限る、というお話でしたが、数字になって表れると、説得力があると思いました。時間にもお金にも限りがあるのだから、優先順位をちゃんとつけられるようにならないと、むだ使いが増えると思いました。むだ使いは精神的につかれます。(小学校教諭)
2008年03月24日 理論学習会 2月の理論学習会の報告-「学校安全-教育問題の語られ方?」
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1月7日、愛知教育大学の内田良先生を講師にお迎えし、「児童虐待 教育問題の語られ方?」として、学習会を行いました。社会学の視点から、教育課題のグレーゾーンへの対応の仕方など、議論が交わされました。2月5日に、引き続き「学校安全 教育問題の語られ方?」というテーマで学習を行います。 参加者感想:初めて、内田先生の講義を聴いて自分が普段いかに偏ったものの見方をしているかということが分かった。少年犯罪や交通事故、ドラッグの問題などメディアの情報発信の仕方によって我々が左右されているという実態を知ることが出来た。また、危険を選択するためには、客観的に数値等のデータを用いて自分の眼で見極めなければならないということを実感した。 児童虐待の語られ方としては、虐待の程度の重いものから軽いものまでひとまとまりに虐待として語られている。しかし、それを細分化し、防ぐ必要のあるものを明確にしていく必要がある。 我々は、普段メディアの発言の仕方によってこんなにも考え方が左右されているのかと非常に驚いた。今後も視野を広げるよう多くの考え方に触れていきたい。(小学校教諭)
2008年01月31日 理論学習会 1月の理論学習会の報告-児童虐待 教育問題の語られ方?」