事前学習会報告
7月29日に、今年度のスタディツアーに向けての事前学習会を行いました。県央地区の小中学校で勤務されている、スクールソーシャルワーカー(以下SSW)の伊藤洋子さんを講師に迎え、「学校と関係機関のつながり」というテーマで学習会を行いました。前半は、SSWとはどういった仕事をされているのか、そして、SSWが学校と家庭、関係機関の間で、どのような役割を果たしているかについて、後半は、関係機関である児童養護施設など、様々な社会的養護の施設について、一つ一つ丁寧にその違いなどについてご説明いただきました。そして、8月に訪問する県立子ども自立生活支援センター「きらり」についても紹介していただきました。きらりは前述の社会的養護の施設が集まった複合型施設であること、実際に「きらり」と連携して対応した事例などをお話しいただきました。
「きらり」への訪問を前に、施設についての理解を深められました。また、スクールソーシャルワーカーの方や関係機関など、普段耳にしつつも、その詳細を知らなかったことについても、知ることができました。複雑な課題を抱えた子どもたちを適切に支援するためにも、支援する側の人間が、様々な機関の役割や違いをしっかりと認識しておくことが大事であると感じました。