スタディツアーでは、現在の教育情勢や社会状況に関する場所に出向いて学習を行います。
昨年度は、大和市内で開催されている子ども食堂を訪問しました。地域ぐるみでの子どもを支える取り組み、居場所づくりの広まりを実感した一方で、子ども食堂が広まる背景には、親たちの働き方の変化、その要因となっている社会・経済状況の問題があることを再認識しました。近い将来、今支援を受けている子どもたちが、今度は働く側として、その社会に巻き込まれていくことになります。
今年度は、自立援助ホーム「みずきの家」を訪問します。自立援助ホームとでは、様々な要因により、保護者の支援を得られず、自立を強いられた中学校卒業から成人前までの年齢の子どもたちが、支援者と共同生活をしながら、学習を行ったり、就職し収入を得て、自立した生活が送られるように、準備を行っています。
10月には、「みずきの家」を運営している特定非営利法人子どもセンター「てんぽ」の事務局長である高橋温さん、「みずきの家」ホーム長の中山俊介さんをお迎えして、事前学習会を行いました。「てんぽ」が同じく運営するシェルター(緊急一時避難所)と比較しながら、自立援助ホームについてご紹介いただきました。様々な事情により、家庭を離れて生活することになった子どもたちの実状を知りました。そして、今回のツアーでは、自立援助ホームを実際に見学し、若者の就労にクローズアップして、お話を伺います。
このツアーを通して、日頃接する子どもたちに対して、就労や自立といった観点からどのような働きかけをしていけばいいのかを考えたいと思います。
日 時 11月24日(土) 10:30~12:00
場 所 自立援助ホーム「みずきの家」 (神奈川県南足柄市)
10:15 箱根登山鉄道 和田河原駅 集合 徒歩15分
申込方法 電話またはEメールで(1)お名前(2)ご所属(3)電話番号をお知らせください。
※個人情報については、目的以外には使用いたしません。
申 込 先 電 話 090-3535-1795
メール iketaka79@yahoo.co.jp 担当 池田 喬
※ご不明な点もこちらに、お問い合わせください。