11月新しい子を連れてきたよ

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「新しい子、連れてきたから」

 こんにちは!Friends☆Star教室のコーディネーターをしているサラーンです。
 11月のFriends☆Star教室の様子を報告します。
 現在Friends☆Star教室に登録している子どもの人数は20名にのぼり、当初予定していた人数よりも5名ほど超過しています。この超過したメンバーもある基準とルールに乗っ取ったものだけが参加できており、仮に参加基準を設けないならば、もっと人数は増えるでしょう。つまり、そのくらいこの愛川という地域では、様々なルーツや背景を抱えた子どもたちの学習する場や居場所の需要があるということなのです。他方、私たちの知る限りそのような子どもたちが集まる場は少なく、それは子ども達が内側に閉ざされ、外側からの資源を欲しているようにも見えます。
 子どもたちは時々思い出すように「〇〇〇(君、ちゃん)呼んで来てもいい?」とスタッフに尋ねます。そのような問いかけに対して私たちは「事務所の人にまずは連絡しないといけないね」と言葉を返すと、子ども達は「ふーん」と理解したようなしていないような雰囲気を出し、その話題から離れていきます。しかし、しばらくしてその話題が忘れられた頃に、ある日その友達を連れてくるのです。スタッフはマニュアル通り「順番」を説明しますが、本人は「先生、新しい子、連れてきたから」という主張を曲げようとはしません。まるで、「一緒に勉強したいし、この子も大変な状況よ」と言わんばかりに・・・。そのようなやりとりを通して11月には、また新しいメンバーが加わりました。
 その子はある国にルーツがある日本生まれの子どもですが、母語であるその国の言葉も多少ながら話せています。その子のお姉さんにも一度会いましたが、行政などが使う難しい日本語も通訳できるほど母語を維持できていました。その子の教室参加の動機は、学校のテストの点数が全く取れないので、もう一度ちゃんと勉強したいとのことでした。たしかに、その子の学習状況は、かなり大変な様子でした。それでも、その子が勉強したいと思い教室に参加する態度を見せたことは、その子の中で今までとは違う自分を創造しようとしているからなのだろう、そのようなその子の姿勢に協力したいと思いました。今後、その子がどんな成長を見せてくれるのかとても楽しみです。

【今月の子ども及びスタッフの参加状況】
◎学習支援教室開催:3回
〇児童・生徒参加延べ人数:50名
●スタッフ参加延べ人数:28名