10月来日間もない児童の課題

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来日間もない児童の課題

 小学生教室には今年の5月頃に来日した児童が4名います。フィリピン人2名、インドネシア人2名です。
 彼らにとっては、まったく初めて接する日本語の習得が、最優先されなければならないと考え、学年ごとのグループではなく、日本語学習中心のグループをつくり指導してきました。彼らも休まず毎週土曜日通ってきて一生懸命学習してきました。しかし、日本語の習得は難しく思うように進歩させてあげられないのが実情です。毎日指導してあげれればと思ったりします。
 毎日通っている学校の様子を聞くと、週1回あるいは、不定期に国際教室に通っているようですが、日本語指導のための特別な手立ては、あまり受けていないことが分かりました。ただでさえ、あらゆることが、未知の世界に加え、日本語が全く分からなければ、クラスにいても孤独で不安であり、ましてや、人間関係を作るのはとても難しいことです。学校となんとか連携できないか模索しているところです。

中学生のテスト対策に見る課題

 中学生教室では中間テスト・期末テスト対策を行ってきています。
 テスト対策の学習をする際も国語の読解が大きな課題になります。テストの問題文でよく使われる表現でもそれらを正確に理解することが難しいことも少なくありません。一つ一つの文章の意味を理解するには時間をかけた説明が必要です。
 また子どもたちはやる気を持って教室に来るものの、テストの出題範囲をしっかりと把握できていなかったり問題集の答えを書き写すだけになってしまったりと学習の仕方を十分に身につけていない様子が見受けられます。そこで学習習慣や学習方法を何とか身につけてもらいたいと思っています。こうしたことは外国人の子どもにとって珍しいことではありません。それは彼らの能力が足りないのではなく彼らが困っていることに周りの大人が手をさしのべ切れていない結果だと思います。
 私たちにとっても一週間に一度たった2時間の学習でこうした課題をすっかり解決するのはとても困難なことなので、学習に対するモチベーションを少しでも強く持つことができる方法を探っているところです。

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