3月:卒業の言葉

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 3月10日、エステレージャ教室では「卒業お祝い会」を開催しました。教室に通ってきている子どものうち、小学校を卒業するのは4名、中学校を卒業するのは3名の合計7名です。このうち6名が参加してくれました。
 お祝い会では、前半はみんなでホットケーキを作りました。子どもたちを年齢をまぜこぜにした3つのグループに分けて、自分のホットケーキは自分で焼き、自由に飾り付けをしてもらいます。
 小さな子どもは年上の子どもに手伝ってもらいながら、年上の子どもは案外慣れた手つきで、わいわいがやがやと調理を楽しみました。いつもながらに思うことなのですが、調理などのイベントを行う時の子どもたちはとても生き生きとしています。無秩序に走り回って、無茶苦茶なことをするとか、そんなことは一切なく、予定していたスケジュール通りに事が運んでいきます。きっとそれぞれの家庭で家事を手伝うことが多いことも関係しているのだろうと思います。とても感心します。

みんなでワイワイしながらホットケーキを作りました


 一人ひとりが自分のホットケーキを焼き上げた後、「お祝い」をしました。卒業生たちに記念の色紙を渡して、小学生は中学校への意気込みを、中学生は「後輩」たちへのメッセージを話してもらいました。
 そのうちのひとり、中学校を卒業したQ君のメッセージを紹介します(Q君からのお許しはもらっています)。
 外国にルーツを持つ子どもたちの視線から見た中学校生活と高校進学がどのようなものなのか、垣間見ることができると思います。
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「卒業」
 僕は中学校ではバスケットボール部に入っていました。1年生の時は勉強をあまりせずバスケばっかりしていました。そのおかげで2年生の時にはレギュラーになり、市大会を2回優勝、県大会出場を果たすことができました。でもバスケに集中しすぎて、あとあと問題が発生しました。それは成績です。1年生の時にはせんぱいにじゅぎょうを大切にしろと言われていたけど、自分はほっといたりしていました。そして今になってこうかいをしています。現在は高校入試に合格をしたが中学時代も、いまよりもっとがんばって勉強をすれば、もっとらくに入試をできたのではないかと思っています。
 2年生の時にはねたり、友達と話したりしてたから成績が悪かった。でも3年生になって成績を上げるぞと思ってがんばりました。じゅぎょうは分からなくても先生に「私はちゃんとまじめにやってますよ」ってアピールをすれば授業の成績は上がる。姿勢を正しくして、先生の目を見ていた。そうすると先生から「Qくんみたいに、まじめにしなさい」と言われるようになった。あとていしゅつぶつを忘れないで全部出すこと、あとテストは最低45点以上をとること、そうすればオール3はとれる。
 親からはずっと「勉強、勉強」と言われていて、夏休みが終わったら勉強しようと計画していたけど、勉強しなくて冬休みに勉強した。過去問をずっとといて入試勉強をした。
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 Q君はこの4月から高校生として新たなスタート切っています。先日、1年生ながら既に部活で大活躍をしているという話を聞きました。その話を聞いて安心するとともに、これからも彼には高校生活を目いっぱい楽しんでもらいたいと願うばかりです。(TH)

中学3年生が「後輩」たちにメッセージを残してくれます