6月「自分たちはすごい」

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 一月ほど遅れてしまいましたが、6月のエステレージャ教室の報告をお送りします。
 今回は、この6月でスタッフとして活動を始めて丸1年を迎えた学生スタッフのひとりに記事を寄せてもらいました。
 彼女は小学生の頃から高校に進学するまで、エステレージャ教室に生徒として通っていました。その彼女が今度は子どもたちに教える立場となって過ごす中で、感じたことを綴ってもらっています。
 文章の終わりの部分に綴られた言葉の中に、彼女自身が教室での経験の中でどのようなことを学び取ったのかが示されているように思います。

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 私は今高校2年生で、スタッフを始めたのは去年の6月からでした。
あっという間にもう一年がたちました。
 今まで見てた子どもたちの中でいっぱい気になった事がありました 。時々子どもたちと話しをして、 学校でいじめられていた子もいました。その話を聞いて前の自分を思い出したりして子どもたちの気持ちがよくわかりました。とても辛い事があったと思うけど、それでもちゃんと勉強をして頑張っているのでとても嬉しいです。
 その中で今気になっている子は cちゃんです 。cちゃんのことで他のスタッフとも話していて、「スペイン語と日本語は別々に勉強しても良いんじゃない? 」と他のスタッフが言いました。そこで私は、「一緒に勉強した方が良いと思います。」という意見を出しました。同時に勉強したら覚えやすいと思ったからです。
 cちゃんは、学校では自分の母国語を先生から「話してはいけない」と言われていたので、彼女はずっと日本語を話して、自分の母国語をもう話したくないそうです。私はそれを聞いて少しイライラし始めました。確かに日本にいるから日本語も大切ですが、やはり私たちは外国人で、自分たちの母国語はとても大事だと思います。私も小さい時、「自分はなんで外国人だろ?」「日本人で良いのに」と思っていたけど、自分の国に帰ってから、その考え方が変わりました。私はもっと自分を好きになって、2ヶ国語も話せて自分はすごい頑張ったなと思い始めました。その考え方を子どもたちにも感じて欲しいです。
 「自分たちはすごいって、自分たちならできるって 。」みんな将来大きくなれる思います。(NT)