<研究会>
■日時:5月26日(月)19:15ー21:00
■場所:富士見文化会館
■授業者:平石 孝太
■分析者:下新原 なつみ
■教科: 音楽
■内容:1.音楽のねらいとは
感受性の育成→人間性・音楽感
2.国による音楽の違いを知ることは、自国性を守ることにつながる
3.中学校の曲を使った理由とは
先入観のない曲を使ったほうが良い
こいのぼり・・・対象物(こいのぼり)と自分との距離をつかませたかった
4.授業展開の工夫
1回目・・簡単な内容
2回目・・少し難しい内容
5.感受性について
感受性とは集団的なものであり、文化によって左右される。美しいや悲しいという言葉と、気持が結びついていない子どもが多いなか、感受性のてがかりになることも教えていかなければいかないのではないか。
■参観者感想
○「感受性」は教育であるということは改めて重要だと思いました。自然と育つものとけっこう思ってしまっているので。「当たり前」と思っていたことが、そうでないことを考えておかないといけないと思います。(Ed.ベンチャー)
○感受性は育てるものという話をきいて、びっくりしました。集団的な営みが文化であるならば、やっぱり教室の中でも、文化を営むものなのだと思いました。(小学校 教諭)
○自分が行った授業に対して、ご厚意あるご意見をたくさんいただけたことが、何よりもうれしかったです。授業中に見た、生徒たちの大らかな様子と、日常で過ごす小学校での様子が、大きく違っているという現実を知って驚きました。感受性と生活レベルの比例、または感受性が個人のものであるか、集団のものであるかなど、整理する材料をたくさんいただけて、光栄でした。ありがとうございました。(中学校 教諭 授業者 )
<授業実践>
■日時:1回目 5月8日(土)18:30-20:00
2回目 5月22日(土)18:30ー20:00
■場所:渋谷中学校開放 音楽室
■授業者:平石 孝太
■教科: 音楽
■参加者:1回目 子ども 9人、 参観者 14人
2回目 子ども 5人、 参観者 人
■分析者:下新原 なつみ
■内容: 1回目…1.チャイムの種類
2.自己紹介
3.国ごとの曲の特徴の違い
エーデルワイス サンタルチア
カリンカ こいのぼり
4.こいのぼりの位置を話し合う
5.エーデルワイスを英語の歌詞で歌う
□参加者感想
○効果音やBGMなどがたくさんで「音楽!」という感じでとても楽しかったです。「私も今、この瞬間子どもになりたいなぁ」と思うくらい歌いたくなりました。音程を手でとるときもだんだんと上手になるのが目に見えて分かったし、体全体を使って高い低いを表している子がいました。 (小学校教諭)
○声をよく出させる手立てとして、練習のときに課題をいくつか与え、徐々にハードルを低くして最終的に課題を取り払って歌わせる方法は効果的であった。 (小学校教諭)
2回目…1.前回の復習
2.カリンカを歌う
3.帰れソレントへ について
4.4曲の中から好きな曲を選ぶ
エーデルワイス こいのぼり
カリンカ 帰れソレントへ
5.まとめ
□参加者感想
○様々な国の曲の特徴を丁寧にやられているんが面白かった。2回の授業の中で、1回目で学んだ事をつなげて広げている所が印象的で、子どもたちも前回の知識を使っているのがすごいと思いました。 (小学校教諭)
○とにかく子どもたちが楽しそうでした。先生との関係がしっかりとできていたと思います。CMを視覚としてだけでなく聴覚も使って捉えていた先生だなと感じました。ちょっとした時にピアノを使えるとすごく楽しくなるなぁと思いました。 (小学校教諭)