■日時:9月29日(水)19:15ー21:00
■場所:富士見文化会館
■授業者:吉村 健志・柿本 隆夫
■分析者:清水 木綿子
■教科: 国語
■参加者:13人
■内容:1.授業のめあて…言葉の獲得←言葉が必要になる状況をつくる
2.マイノリティとマジョリティの難しさ
3.今の時代=客観的→はっきり言わないである程度で止める。
対立や話し合いがあり、共存する
4.女児殺害事件←授業の起点 ここから授業に入らなかった理由
立場性を知る そのうえで、別の問題を見る
5.授業観
方法、目的、理念
理念も持った上で、目的を見出し、方法を探していく。
■参観者感想
もっと子どもたちを集めて、このような授業を受けてほしいと思います。というのは、外国人の子どもたちは日常、または、学校のなかで、言葉を引き出して、自分の意見を言う機会がほとんどないからです。 (すたんどばいみー)
言葉を獲得することは、そんなに簡単ではないし、苦しいことだけど、やっぱり生きていく上で、ひつようなんだと思いました。今日ここにきて、自分は本当に言葉がないと思いました。生きる上で必要な本当の言葉を自分のものにしなくてはと思います。 (小学校教諭)
<授業実践>
■日時:1回目 9月11日(土)18:30-20:00
2回目 8月25日(土)18:30ー20:00
■場所:渋谷中学校開放 会議室
■授業者:吉村健志 柿本隆夫
■教科: 国語
■参加者:1回目 子ども 7人、
2回目 子ども 7人、
■分析者:清水 木綿子
■内容: 1回目…1.自己紹介 ○×クイズ
2.「ハゲワシと少女」写真について
3.写真家に対する批判について
4.話し合い
5.先生への反論
6.立場を考えて書く(まとめ)
2回目…1.あいさつ ゲーム
2.柿村新聞 前回の振り返り
3.写真家に対する批判について
4.視点を考える
・血液型診断書での血液型別の視点
・女児殺害事件での外国人への視点
5.意志をもつこと、言葉にすること
<参加者感想>
授業の中で子どもたちがそれぞれ主張したり、立場に立って意見を言うことは、子どもたち自身にとってすごく勉強になったs、自分にとっても勉強になりました。主張したり、感じたことを口にすることは難しい、そういった姿を見るのが少ないから、小5・6教室でこういった機会があることはとてもいいことです。 (小5・6教室スタッフ)
とても興味深い授業でした。写真をとった人が「伝える」内容は何かをもう少し想像させてもよかったと思います。でも、正解にないことを「考える」授業で、見ている方も自分の立場を考えさせられました。(小学校 教諭)