【報告】6/15第4回授業研究会

第4回授業研究会報告


日時:6月15日(火)20:00~22:10(Zoom利用によるオンライン)
発表者:林みなみ氏(大和市立小学校教諭 第3学年担当)
教科:社会科
   単元名「大和市はかせになろう」(わたしたちのまち みんなのまち)
講師:石井英真先生(京都大学大学院教育学研究科准教授)
参加者:24名

 石井先生からの助言は、多岐にわたり、大変充実した学習会だった。
 石井先生からいただいたご指摘の要点は以下のとおり。

1.目的・目標を明確化する。
 ここが一番大事。学習が終わったときに、どんなこどものすがたをイメージするのか。
 子どもたちの認識がどう組み変わったのかが問われる。
 授業者の願いがわかるような自分の言葉で目標を書くべき
2.学力保証とは、認識の保証であり、世界への広がりをもたらすことである
3.授業における型作りについて
 話型ごっこにはしらないようにすべき。
 グループ学習の良さは、インフォーマルコミュニケーションにある。
 話し方の指針がどこにつながるのかを意識する必要がある。意味のある補助が必要。

4.タブレット端末の活用について
 あくまでも道具として使う。囚われすぎないようにすべき。
5.評価については、石井先生が「授業づくりの深め方」というレポートを用意 してくださったので、話だけでは難しかったのを各自がふかめることとなった。

 当初の予定を大幅に過ぎてしまったにも関わらず、石井先生には快く付き合っていただき、とてもありがたかった。また、初めての参加者も多かったが、時間の関係で自己紹介もままならず、また、感想を寄せてもらうことを言い忘れてしまった。次回は、気をつけたい。(NJ)