6月授業研究会の報告〜体育の授業〜

<研究会>
■日時:6月30日(水)19:15ー21:00
■場所:富士見文化会館
■授業者:洲崎 仁美 ・ 下新原 なつみ
■分析者:扇子 喜幸
■教科: 体育 「自分の体力ついて知ろう」          
■参加人数 12名
■内容:1.体育における授業の進め方
       ・テンポが良かった、言葉でていねいに説明することで、どこまで動けるのか。
     2.「分かる」にせまれたか
       ・子どもが体力について分かることの意義とは。
       ・ゲームなどをして、結果的に体力がつけばいいのではないか。
     3.体育の授業の目標とは何か
       ・レクレーション的な体育が多い中、あえて自分の体に気付くことを目標にしてみた。(授業者)
     4.現代の体育の位置づけと、国の管理について
      ・昔→技術中心の体育
      現代→楽しい体育と技術中心の体育の中間
      体力テストなど、子どもの体力を国が管理している
■参加者感想
 ○楽しさとは何かと思います。ゲームで楽しいのと、体育での楽しさは考えなければならないでしょう。自分の体が動いてできる楽しさは考えなければならないでしょう。自分の体が動いてできる楽しさもあるでしょう。自分の体力を知ることも重要だけど、自分がこんなこともできるという発見も大切なのではないでしょうか。皆さんのお話を聞きながら考えておかなければならない言葉として「健康」があるのではないかと思いました。(小学校 教諭)
 ○スピードトレーニングとパワートレーニングの作成で「スピード」「パワー」の意味が分からない子がいました。授業を通して自分で体を動かして実際やってみることがあったので、子どもにとって分かりやすく、より身をもってやてみることができたと思います。日常の生活でやってみる余裕がほとんどなく、他人と自分を比べたりすることもあまりない外国人の子どもにとって大切なことだと思いました。( 大学生 )
<授業実践>
■日時:6月19日・26日(土)18:30ー20:00
■場所:渋谷中学校
■授業者:洲崎 仁美・下新原 なつみ
■分析者:扇子 喜幸
■教科: 体育 「自分の体力について知ろう」          
■内容:<1回目>(参加児童 8名)
     1.自己紹介
     2.準備運動(ストレッチ)
     3.できるかな?
       いろいろな体ほぐし運動をする。(個人・グループ)
     4.体力テスト
       握力・反復横とび・短距離・長座体前屈・立ち幅跳び・ボール投げ
     5.ふりかえり
     <2回目>(参加児童 7名)
     1.前回の体力テストの結果を円グラフにまとめる
     2.トレーニングの計画をたてる
       スピード 体力 のどちらか
     3.トレーニングを実行し、計画を修正・改善する
     4.発表
■授業者感想
 ○体育の授業を通して、自分の体や、体力について知ってほしかった。子どもたちは自分から進んで運動してくれたと思う。2回目の授業でのトレーニング計画はもっと工夫が必要だったと思う。