2月の理論学習会のご報告

 1・2月、連続講座の2回目として、一橋大学社会学研究科准教授山田哲也先生を講師にお迎えして、「格差・貧困問題と家族(2)」というテーマで、学習会を行いました。1月の学習会で報告のあった、山田先生が参加された地方都市の団地における「生活困難層」調査について、とくに教育に関して、学校や保護者がどのような対応を取っているのかについてお話しいただきました。実際の聞き取り調査のインタビューもご紹介いただき、より現状を知ることができました。教育講演会前ということもあり、「貧困」について、考える場となりました。山田先生は、現在もこの調査について分析中であり、また分析を終えた後で報告したいということであり、楽しみです。