<研究会>
■日時:7月28日(水)19:15ー21:00
■場所:富士見文化会館
■授業者:近藤美紀・馬場有希
■分析者:三澤 律子
■教科: 音楽
■参加者:9人
■内容:1.音楽のねらいとは
<言葉で表現する>
思ったこと・願い→音
感じたこと
感じたことを発表し、他者の意見を知ることで、感じ方を知ることになるのでは。
2.感じたこと表現する工夫
曲想の違う曲をつかうことで、感じたことを表現しやすくした。
みんなで共通のイメージをもちやすくするため
項目分けしたプリントで観賞することで、視点を広げたかった(授業者)
3.集団で感じるということ
音楽から、文化を知ることが重要
文化を伝えることをベースに音楽の授業作りをしていく
個人の感じ方は共有してはいけない
■参観者感想
○私も曲や絵の感想を言葉豊かに言うのは苦手です。そういった経験がないからだと思います。いつも最初の感想は「楽しそう」とか、好き、嫌いという言葉しかもてません。でも前に、「運命」を6年生に聞かせた時、ベートーベンお生い立ちを話したら、冒頭の音が「風の音」「ドアの音」「心臓の音」という言葉が出てきました。少しのヒントで子どもたちの言葉って引き出せるのかもしれません。(小学校 教諭)
○生活・文化的な背景が違う中で、言葉で表現するのは極めて難しい。イメージを伴って言葉で表現することは、イメージをたくさん蓄積することが大切だと思う。(小学校 教諭)
<授業実践>
■日時:1回目 7月 3日(土)18:30-20:00
2回目 7月17日(土)18:30ー20:00
■場所:渋谷中学校開放 会議室
■授業者:近藤美紀・馬場有希
■教科: 音楽
■参加者:1回目 子ども 8人、 参観者 9人
2回目 子ども 4人、 参観者 10人
■分析者:三澤 律子
■内容: 1回目…1.自己紹介
2.リズム打ち(追いかけっこ)
3.小犬のワルツの観賞
4.もし、一つだけ願いが叶うなら
5.魔法の音作り
6.発表
2回目…1.自己紹介
2.曲を聴いた印象をプリントに記入する
「虹の彼方に」「カルメン」「マンボナンバーファイブ」
3.曲の印象に近い絵を選ぶ
「白鳥」「剣の舞」「愛のあいさつ」
4.リズム打ち
「レッツゴーパーティー」「ケチャ」「魔法のフルーツバスケット」
5.ハンドベル演奏
「シーソーたのし!」
■参観者感想■
○音楽の授業にはいろいろなパターン(リズム・観賞)があっておもしろいなぁと思いました。先生が大変だと思ったことは、先生の側に余裕がないと、子どもが見えないということです。(大学 教諭)
○人数あ少なく残念だったが、観賞はみんな静かに聞いていて、自分の意見をきちんと言えていたので良かった。リズムを合わせるのは難しそうだったけど、みんな一生懸命やろうとしていた。ベルの音を合わすのは大変そうだったけど、みんな音が合うように努力していた。(小学校 教諭)