インクルーシブな社会を目指す学習会

昨年の学習会を通して、児童・生徒の抱える様々な困難・課題を、個人の課題ではなく、集団・社会の課題としてとらえなおすことができました。

しかし、子どもたち同士が多様性を認め合うことの難しさ、インクルーシブな関係性づくりまで考えが及んでいませんでした。そこには、子どもたちの抱える課題への理解不足や、その課題をどう全体の課題とすることができるのか、加えて“インクルーシブ”をどのように実現することができるのかについての明確なビジョンが見えていないという課題があるように思います。

子どもたちが多くの時間を過ごす学校自体が、子どもたちの多様性を認め合える環境になっているのか、学校自体がインクルーシブな環境となっているのか改めて考え直す必要性を感じます。

今年度の事業では、“インクルーシブの実現”を大きなテーマとしながら、学校・教師にできることは何かを改めて考えていきたいと思います。

具体的には、①子どもたちの抱える個々の課題や苦しさについて学ぶこと、②学校におけるインクルーシブな環境づくりを柱とした学習会を展開する、の2点です。

2021年度の予定
①3月27日(土) 15:30~ (※外国人の子ども理解のための学習会との連続学習会)
報告:「小学校現場で障がい児が被る差別・偏見の姿」
報告者:横山青空氏(日本女子大学人間社会学部教育学科卒 卒論報告)

②5月12日(水) 19:00~
ビデオ視聴学習会「多様性を学級に組み込む方法-イエナプランに学ぶ」

③6月9日(水) 19:00~
ビデオ視聴後の参加者によるディスカッション「多様性を組み込む学級づくり-ビデオ視聴から考えたこと 」

④9月10日(金) 19:00~
学習会「児童養護施設と子どもたち」                                    講師:山口貴子氏(児童養護施設職員)

⑤11月17日(水) 19:00~
読書会:西郷孝彦氏『校則なくした中学校たったひとつの校長ルール』

⑥12月4日(土) 13:30~
講演:「教室における『権力』をつかむ                                                                  講師:清水睦美氏(日本女子大学教授)

対象:教員・一般・学生

場所:オンライン(Zoom)