インクルーシブな社会を目指す学習会

学校現場でのインクルーシブな教育の実現の可能性を探る

 2024年度は、子どもを出発点として、学校・教師がどう変わることができるのか、実践を通して考えていきたいと思います。

 ①子どもの声を聴き取る「子どもアドボカシー」について学びます

 日々子どもたちと生活する中で、どれだけ子どもたちの声に耳を傾けられているでしょうか。また、子ども第一と思いながらも、結局は大人の都合が優先されているのではないでしょうか。

 子どもアドボカシーを通して、子どもたちの自発的な声を聴くことの重要性、その工夫について学び、これまでの接し方を振り返りながら、学校に足りないこと、学校だからできることに目を向けます。

②学校現場におけるインクルーシブの実際を知り、インクルーシブな学校の実現の具体的な方策について探ります

 すべての子どもが同じ場所で学ぶというインクルーシブの視点を持つために、学校のきまりや職員の配置、そして、教員の意識をどのように変化させていけばよいのでしょうか。クラスでの事例研究をとおして学校におけるインクルーシブの実現のための手立てを参加者と一緒に考えていきたいと思います。

2024年度の予定

5月8日(水) 19:30~21:00
学習会「『子どもアドボカシー』について~子どもの声をくみ取る意味と学校現場でできること~」

講師:NPO法人子どもアドボカシーを進める会TOKYO


6月4日(火) 19:30~21:00
学習会「インクルーシブ教育実践推進校から見るインクルーシブ教育のこれから」

講師:竹本弥生氏(県立高校校長)


7月4日(木)・10月10日(木)・11月28日(木) 19:30~21:00
事例研究会:中学校におけるインクルーシブの実践

報告者:森尾 宙 氏(座間市立中学校教諭)/藤本 健 氏(座間市立中学校教諭)


12月6日(金) 19:30~21:00
実践報告:『子どもアドボカシー』学習会を経ての実践

講師:漆原豊和氏(児童養護施設職員)/西岡歩氏(中学校教諭)


 

場所:オンライン(Zoom)

対象:教育関係者