Ed.ベンだよりNo.44が発行されました。
今回は「#教師のバトン」炎上!!というタイトルです。
文部科学省による「#教師のバトンプロジェクト」について取り上げられています。
私が学生だった30年前、大学の寮で一人暮らしを始めた時は、個室ではあったものの、部屋に電話などひかれておらず、こちらから実家などに電話をするときは公衆電話から、実家の家族から何か連絡があるときは、寮の舎監に家族から伝言があり、舎監が寮の掲示板に「電話があったよ」と貼り紙をする、そんな時代でした。貼り紙に気付かず1か月が過ぎ、慌てて公衆電話から電話をすると「ああ、生きていたの」と嫌味を言われたものです。でも不便には感じませんでした。
時代はすっかり変わりました。今やひとり一台電話を、しかも「スマホ」と呼ばれる小さなコンピュータを当たり前に持ち歩いています。毎日無料で一人暮らしをする娘と「テレビ電話」ができる時代です。誰もが気軽に情報を得られ、思ったことを何でも呟ける時代になりました。そのような中で、「#教師のバトン」がどんなことになっているのか、ぜひ、Ed.ベンだよりをお読みください。
デジタルであることが推奨される時代において、次々と明らかになってきたのは、デジタルという言葉でイメージされる世の中とは真逆の凄まじい現場からの悲鳴に近い声や姿です。こうした悲痛な声をどのように受け止めたらよいのでしょうか。ただそれらを消費するのではなく、前向きな議論として発展させていきたいものです。
また、あわせて、6月から8月前半にかけて開催予定の各種研究会・学習会に関するお知らせも掲載されています。ご興味に合わせて、是非ご参加ください。よろしくお願いいたします。