授業研究会〈労働教育〉

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小学校ではキャリア教育が推進され、職業について考える機会が増え、道徳では「将来の夢」を持つよう促す場面もあります。しかし、現代の社会状況における労働の現実等、仕事をリアルに捉えるところまでには至っていないのではないでしょうか。特に学校現場では、夢を語るのは「善」、他人の家庭の内情や仕事について聞くのは「悪」という風潮すら感じられます。子どもたちの密接に関わっている家庭状況や労働の実態が、知ってはいけないタブーのように扱われているようにも感じます。このように理想と現実との間で過ごすことで社会に出た時に初めて現実を知り、その闇に呑まれていく子どもたちも少なくないのではないでしょうか。
私たちは2015年に「労働法と学校教育のつながりを探る」をテーマとした合同理論学習会を開催し、労働教育の重要性を学習しました。現在は高校教育の現場で「労働教育」が浸透しつつあります。先に書いたような状況がある中で、小学校段階において働くとはどういうことなのか、様々な家庭状況を知ることも含め、現実に少しでも触れることには意味があることだと考えています。
2016年度は、労働の実態、労働教育について学習しながら、小学校段階における労働教育の可能性について、研究チームを中心に授業案を練りながら最終的には授業実践を行いました。
その際、労働状況や社会背景の実態と子どもたちとの感覚にズレを感じました。その実践を、2017年度は、子どもたちを取り巻く社会実態を知るために、現代社会に潜む「貧困」をテーマにした授業を行うことで、「労働教育」を進める上での土台としたいと考えています。その上で労働に関する授業を行うことで、現実を想定した困り感をもとに、疑問や課題に迫れるのではないかと考えています。そして、「労働教育」の授業を行うためには、さまざまな切り口があるため、2016年度とは異なる視点や方法の授業づくりを考えていきたいと思います。実際に授業実践を行うことが最終目標です。指導法の事例が増えることで、小学校における「労働教育」の普及、さらには中学校での普及にもつながるのではないかと期待しています。

2017年度年間予定

5月25日(木)      講演会「なぜ労働教育は必要か」講師 労働教育研究会 高須裕彦氏

6月22日(木)      パネルディスカッション「学校における労働教育をどうやって浸透させるか」

aaaaaaaaaaaaaa講師 労働教育研究会 高須裕彦氏

7月13日(木)      オリエンテーション・授業検討会

8月31日(木)      授業検討会

10月19日(木)      授業検討会

11月未定         授業実践

12月14日(木)まとめ・報告会

開催日時:原則木曜日開催 19:00~21:00
場所:講演会2回冨士見文化会館
授業検討会ほか大和市文化創造拠点シリウス
対象:教員